お風呂場リフォーム、しないとどうなる？表面化する問題点…

お風呂場のリフォームに関しては、概ね20年以上経過した頃に検討する必要が出るケースが多くなります。
もちろん、状態によって差はあるのですが、だいたいこのぐらいの時期から、経年劣化が目につくようになる、ということですね。

その劣化を修繕するのが、お風呂場リフォームです。
自宅全体が経年劣化に見舞われれば建て替えという選択肢も出るのですが、お風呂場だけにそういった事態が生じた際には、ここだけをリノベーションするほうが金額的にも安く済みます。
リフォームをすることで、また新品のように綺麗なお風呂場を利用できますので、ある程度の時期に差し掛かったら、ぜひ改装を検討していきましょう。

ところで、もしもこのお風呂場リフォーム。
改善点がいくつも目につく中、それでも費用を惜しんで実行しない場合はどうなるのでしょうか。
「案外、だましだまし何十年も使えるんじゃないのか？」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

ですがお風呂場も人が作ったものですから、永久に使えるわけではないのが実情。
今回は、もしもリフォームをしないまま放置してお風呂場を使い続けたら、どんなデメリットが表面化するのか。
これについて紹介していきたいと思います。

お風呂場機能に徐々にダメージが…

お風呂場のリフォームが必要になった段階で、なおその状態を放置しているとどうなるのでしょう。
まず言えることは、虫歯と同じで放置していても改善はされないということです。
そしてこれも虫歯と同様で、詳しくない方にしてみれば傷みの重篤度を甘く見がちで、内部では劣化がどんどん進んでいる可能性があるということが、怖い部分になります。

やはり適切な時期に、専門家の手を借りて改装してもらうことが安全と安心を得る一番のポイントになるはずです。
湿気の多い空間になりますので、その空間の劣化があまりにも進行しすぎてしまうと、お風呂場以外にも劣化の影響が出てしまい、建材にも悪影響をおよぼすことも考えられます。
そうしますと、重い腰を上げてリフォームする頃にはお風呂場以外の改装も必要になっていた……ということが考えられます。

ギリギリまで問題が表面化するまで放置するのは、得策ではないということですね。
具体的に放置すべきでない問題点は、以下の通りとなります。

コーキングの劣化

防水機能のある、お風呂場の設備同士の隙間を埋めるコーキング。
樹脂でできているこのコーキング材も、劣化することで柔軟性が損なわれ、剥がれてしまうことがあります。

このコーキングが劣化すると、壁と床、天井や浴槽などのつなぎ目から水や湿気が侵入することになり、お風呂場全体を徐々に蝕むようになっていきます。
「たかがコーキングが劣化するぐらい、どの世帯のお風呂でもあること」とお考えの方もいらっしゃるはずです。
これはそのとおりで、コーキング材もいずれ必ず劣化してしまいます。

ただ、そういった状況を放置するとお風呂場の機能面でも問題が発生しやすくなるもので、ひいてはリフォームの時期が来たということを世帯主に悟らせることに繋がります。
きっかけは小さな箇所のコーキング材の劣化だった、ということも少なくないということですね。

当然、早い段階で劣化に気づけば、それだけ業者にリノベーションを委託する際の費用も安く済みます。
普段から、お風呂場のコーキングに注意しながら入浴するのも、いざというときの金額的負担を抑えるには大事なことです。

壁・床・浴槽の劣化

お風呂場も長く使っていると、壁や床。そして浴槽本体の劣化も目立つようになっていきます。
こういう場合に「見た目が汚れてるだけで、まだリフォームのために費用を捻出する段階ではない」ということを、ついつい考えてるうちに5年、10年と経ってしまうこともありますよね……。

実際にはこの期間、リフォームすべき状況が着実に加速しているもので、やはり知らないうちにマシになっていた、というようなことは期待できません。
20年以上経過する頃には、劣化によってひび割れが生じた部分から、前項と同じように水分や湿気が漏れて侵入し、お風呂場を腐食に追い込んでしまう可能性が考えられます。

目立たないひび割れについてはつい見落としがちですが、気づいたときからなるべくその日にちをメモしており、状態をスマホカメラで撮影して、折を見て現状と比較することをおすすめします。
こうすることで劣化の状態の進行を確認できるため、リノベーションを決意するための大切な判断材料となってくれるでしょう。

カビが目立つ

お風呂場の経年劣化の最たるものとして、カビが発生するということも捨て置けないところです。
これ自体にお風呂場をひび割れほど急速に劣化させる要素はありません。
が、なにせ見た目が悪いので、こういった劣化が見て取れる場合も、業者に改装を依頼したほうが良いかもしれませんね。

さらにカビ自体も人体に全く悪影響というわけでもありません。
空気中にカビの胞子が飛散することで、お風呂場が文字通りカビアレルギーの温床となってしまう可能性は、少ないながらも存在しています。
健康被害への対処という点でも、あまり軽視し過ぎないことは大切な姿勢でしょう。

お風呂場は通年で湿度が高い場所で、温度も高くなりやすい空間です。
加えてカビは石鹸カスなども栄養源として繁殖してしまうので、少しでもお風呂場の清掃を怠ると、発生のリスクが高まってしまいます。
あまりにもカビが目立つようになったら健康面を考慮して、せめてその壁が目立つ部分だけでもリフォームしてみてはいかがでしょうか。
この場合であれば改装の費用もさほど掛からないと思われます。

生活そのものへの悪影響も

本来、お風呂場のリノベーションを意識したほうが適切だった時期に、これに着手せず改装を怠った場合のリスクは先に説明したとおりです。
しかし、問題はそれだけではありません。

たとえ奇跡的に、上記のようなデメリットに巡り合うことがなかったとしても、実は適切な時期のリフォームを怠ったことで意外なデメリットに遭遇する場合が考えられます。

ライフスタイルの変化に対応できない

いくらお風呂場リフォームの適正時期を無視して使い続けても、表面上は何十年も問題がなく使えているように見えることはあります。
しかしながらお風呂場が何十年もそのままのように見えても、そのお風呂場を使う側は時間の経過でやはりお風呂場の使い勝手に不満を感じるようになるものです。

加齢によって、これまで平気だったはずの自宅のお風呂場の床につまづいたり、床の冷えが気になってしまったり。
浴槽が深くて、入浴にも手間が掛かるようになったということも、考えられる変化の一例。

いわゆる介護リフォームの必要性に迫られる日は、多くの人にとっては決して到来しない未来でもありません。
手すりをつけたり、浴槽を浅めのものに交換したり。
このようなリノベーションをすることで、ライフスタイルの変化にも対応できるお風呂場は完成します。

老いは誰に対しても平等に訪れるものですので、先々を見越して、元気なうちから改装のための費用を貯めておくと安心ですね！

クラシフのお風呂場リフォームは費用面の負担が少なくて工期も迅速！

お風呂場の改装については、先延ばしにしても結局のところ状態が改善することはありません。
どこかのタイミングで、劣化に目を瞑ることもできなくなってしまうものです。

改装の費用を抑えるには、できるだけ早期にリフォームを完了させること。これが一番大切でしょう。
そして第二に、費用をあまり掛けたくない場合は、この条件を満たす業者選びも必要になります。

クラシフは関東一円の工事に対応しており、最安で90,000円台からのリフォームが可能です！
無料でご相談をお受けしておりますし、見積もりも当然無料。

さらに、工期も1日から4日程度とかなり迅速に作業は完了いたします！
浴槽だけなら1〜2日。フルユニットで2〜3日。在来工法の浴室全体のリフォームでも、3〜4日となっておりますので、「1日でも早く自宅のお風呂場を使いたい」という方には、きっとご満足いただけるはずです。

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