10万円でも可能?安価な浴室リフォームと業者の選び方を紹介!
10万円でも可能?安価な浴室リフォームと業者の選び方を紹介!
古くなったお風呂をリフォームしようと思っても、水回りの工事は高額なイメージがあり躊躇してしまいませんか?
実際、浴室リフォームの相場は規模にもよりますが、一般的には50〜150万円程度といわれており、家計へのダメージはなかなかに深刻です。
じゃあ無理か…、と思っているあなた、諦めてはいけません。
なぜなら施工内容と業者選びを適切に行えば、10万円以下でも行える浴室リフォームもあるからです。
今回は10〜30万円前後で可能なリフォーム内容や、お得に施工するコツを解説していきます。
10万円前後で行える浴室リフォーム
10万円前後の予算では、主にパーツの交換や床や浴槽の塗装、張り替えなど部分的なリフォームに限られますが、外観的な効果は十分期待できます。
主な相場は以下の通り。
手すりの設置 | 2~3万円 |
窓ガラス・鏡の交換 | 2~3万円 |
換気扇交換(部品だけ・丸ごと) | 3万・5~10万円 |
ドア交換 | 5~10万円 |
浴槽の塗装 | 10万円前後 |
床のタイル・シートの張り替え | 10万円前後 |
多機能ルーバーの設置 | 10万円前後 |
窓に格子を設置 | 2~3万円 |
浴槽交換(据え置き型) | 10万円前後 |
浴槽の塗装
浴槽を塗装すれば、毎日浸かる湯船もピカピカにできます。
一般的に浴槽の寿命は15〜20年程度といわれ、この期間を過ぎると塗装が剥がれやすくなり、色褪せや変色、サビやカビの原因となります。
手入れの大変さを考慮すると、新品の浴槽への交換も手ですが、そこまでせずとも塗装し直すことでも十分対処可能です。
浴槽も適切な頻度で手入れをすれば、汚れが付きにくくなりメンテナンスも楽になります。
床のタイル・シートの張り替え
劣化した床のシートやタイルを張り替えれば、転倒など怪我の防止につながるだけでなく、断熱性も向上します。
冬場でも床面の温度が冷えすぎないので、足裏に伝わるヒヤッとした感覚を味わうこともありません。
また防カビ素材を選択すれば、日頃の面倒な手入れも減らせます。
設備の交換
鏡やドア、窓ガラスや換気扇などを交換すれば、建てつけや気密性など新築当時の機能を取り戻せます。
これらが古くなると見た目が良くない以外にも、最悪、ふとした拍子に破損して怪我にもつながりかねません。
ストレスなく入浴を楽しむために、浴槽や壁面のような大きな部分以外にも気を配りましょう。
多機能ルーバーや格子の設置
多機能ルーバーや格子を窓外に設置すれば、外からの視線を回避しつつ、防犯効果も望めます。
浴室は換気目的から窓を開ける機会が多いため、嬉しい機能ではないでしょうか?
さらに多機能ルーバーなら採光、日よけ、換気がコントロール可能で、天気や季節に合わせて柔軟な対応ができます。
20万円前後で行える浴室リフォーム
20万円程度まで予算を見ておけば、浴室をさらに機能的な空間へ新調できます。
相場は以下の通り。
給湯器の交換 | 10万~20万円 |
浴室乾燥機の設置 | 15万~25万円 |
内窓の設置 | 5~15万 |
壁のシート・タイルの張り替え | 18万円〜25万円 |
浴室全体の塗装・パネル張り替え | 25万円〜 |
浴室の塗装、シート・パネルの張り替え
新築同様の外観を取り戻せる施工としては、壁面のリフォームが挙げられます。
壁面の刷新となれば高額な費用を請求されそうですが、壁や天井など一部分に限定すれば20万円程度の予算でも十分依頼可能です。
壁面のリフォームは床面同様、断熱性の向上やカビ対策が期待できます。
内窓の設置
二重窓にすれば、断熱効果により浴室内の気温低下を防ぎ、冬場も快適に過ごせます。
また防音性も向上するので、外からの音も気にせず入浴できるのも見逃せません。
ただし開け閉めが面倒になって換気が億劫になったり、清掃の手間が増えることは覚えておきましょう。
給湯器の交換
給湯器の技術刷新は著しく、まだ壊れていない場合でも交換する価値があります。
新しい機種は発熱効率が改善され、光熱費節約はもちろん、お湯が出るまでの時間が短縮され冬場も快適です。
ガス給湯器以外にも、エコキュートやハイブリット給湯器などさまざまな種類が登場しているので、自分に合うものを検討してはいかがでしょうか。
浴室乾燥機の設置
浴室乾燥機はわざわざ窓を開けて換気したり、カビ対策に清掃したりする手間を省けます。また暖房や冷房の機能も備えているため、季節問わず快適な入浴を約束してくれるでしょう。
浴室に洗濯物を干しても生乾きの心配も少なく、雨や風の強い日も安心です。
30万円前後で行える浴室リフォーム
30万円前後の予算があれば、もう少し規模の大きいリフォームも可能です。
浴槽の交換(埋め込み型) | 30万円〜35万円 |
床・壁・天井のシートやパネルの張り替え | 25万円〜40万円 |
10〜20万円前後だと浴室の一部分だけの施工になる可能性もありますが、30万円前後なら浴室全体のリフォームも視野に入ります。
パネル貼りを行えばユニットバスのような印象に様変わりしますし、塗装とシート張りを組み合わせれば相乗効果でより効果的な施工を行えます。
より新築に近い状態を望むなら40万円前後は見ておいた方が良いでしょう。
浴室リフォームをお得に行う方法
多額の出費は覚悟していても、少しでもお得に施工できるならそれに越したことはありません。
こちらでは費用を安くするコツや、お得に施工を受けるポイントを紹介します。
再生リフォーム業者を選択する
再生リフォームとは、浴室や浴槽に補修や塗装を行うリフォーム形式です。
もともとの設備を解体しない工事なので手間が少なく、20〜40万円程度で依頼できるのが魅力です。
また工期が短いのも特徴で、通常のリフォームは1週間〜10日前後が平均ですが、1〜4日程度で終了します。
期間中はわざわざ外に入浴しに行く必要がありますが、工期が短い分、その回数も少なくて済みます。
気になったら「浴室再生リフォーム」や「エコバスリフォーム」、「バスリメイク」や「浴室塗装」と検索してみましょう。
予算をもとに業者に相談する
業者に相談する場合、先に出せる予算の上限を決めてからがおすすめです。
業者選びの際、希望する施工内容から複数社に見積もりをかけ、より安価な条件を提示した相手に依頼する方法があります。
その方法も決して間違いではありませんが、費用の安さだけに着目すると、サービス内容やそれを提供する業者の質といった要素を見落としかねません。
より効率的な施工を行うなら、提示した予算でどこまでの施工を請け負ってくれるか?どのような提案が可能なのか?に注目して業者を選ぶのが良いでしょう。
補助金や助成金を使う
リフォーム内容によっては補助金や助成金を利用できます。
下記は浴室の施工に利用できる可能性があるため、ぜひホームページや役所の相談窓口で確認してください。
・子育てエコホーム支援事業
・長期優良住宅化リフォーム推進事業
・先進的窓リノベ支援事業
・介護保険
・各地方自治体の補助制度
ただしそれぞれの給付金は人数や金額に上限があり、申請条件や必要書類など煩雑なものが多いです。
業者の中には補助金申請を代行できるところもあるので、面倒な場合は相談してみましょう。
まとめてリフォームする
どちらかというと中長期的な話ですが、同じ施工内容でも別々に分けて何回も依頼するのと、一度にまとめて行うのでは、後者の方が総額は安くなります。
とくにトイレや台所などの水回りは劣化が早く、後回しにするほど補修費がかさむので、少しでも違和感があったらリフォームを検討するのがおすすめです。
業者によっては、複数箇所をまとめて依頼することで費用を抑えられるセットプランを導入しているので検討してみてください。
自分で必要なものを購入する
ホームセンターやアウトレットなどで必要なものを自分で購入すれば費用を安くできます。
施工に関しては以下の3つの選択肢が検討可能です。
・自分でDIYする
・購入先のホームセンターなどの提携業者に依頼する
・施主支給に対応しているリフォーム業者に依頼する
ただしいずれの選択肢をとる場合も、自分で仕入れを行った以上、大なり小なり自己責任が発生します。
適切な素材・設備を選定する能力がなかったり、DIYの技術が不足していたりといったリスクがあります。
よほど自信がある場合以外は、全てを専門業者に任せた方が無難です。
失敗しないリフォーム業者の選び方
費用ばかりに着目すると、安かろう悪かろうで質の悪い業者に当たるかもしれません。
少しでも上記の不安を払拭するために、信頼できる業者を見分けるポイントを紹介します。
アフター保証はあるか
施工後の不具合などのトラブルの可能性を考慮すると、アフター保証が充実している業者の方が安心です。
ただし保証の対応範囲や期間、料金は業者によってさまざまなので、依頼前の確認は忘れずに。
実績・専門範囲
業者の専門性も重視したいところです。
同じ浴室リフォーム業者同士でも、塗装が上手かったり、機器の交換実績が豊富だったりと得意分野は異なります。
より相応しい業者を見つけるために、各業者のホームページから具体的な実績数や、施工事例を必ず確認しましょう。
口コミ
ホームページで実績を確認するのも重要ですが、どの業者も料金やサービス内容など自社にとって都合のいいことしか載せないため、鵜呑みにするのは危険です。
より率直な意見に触れたいなら、SNSや口コミサイトの感想も確認しましょう。
ただしどんな業者でも多少は悪い評価があるため、口コミも信用しすぎるのもNGです。
浴室再生リフォームなら工期も短く、費用を抑えて施工できる!
自分にとって必要な要素を吟味し、施工内容を取捨選択すれば10〜30万円程度の予算でも浴室を復活させられます。
しかし、少し先を見据えて気になる部位もまとめてリフォームしておくことで、長い目で見てお得になる場合もあります。
短期的な出費を抑えるのか、長期的視野から行動するのかは、そのときの都合や予算で決まると思いますが、ぜひ後悔のない選択をしてください。
弊社クラシフは今回紹介した「再生リフォーム」の専門業者で、今ある浴室をそのまま生かし新築同様に蘇らせるノウハウに絶対の自信があります。
弊社の強みは以下の通りです!
・施工期間も1〜2日でほとんど終了
・費用も10~60万円程度と非常にお手頃
・補助金や助成金の申請代行が可能
・各分野専門の職人がいるので、業者ごとの得意不得意で悩まずに済む
・トータルリフォームでまとめて施工すれば、長期的なコストを抑えられる
施工エリアは関東全域で、現地見積もりも無料で対応しておりますので、気になった方はぜひ一度ご相談ください!