コラム

お風呂リフォーム、費用を抑えた工事で満足できるのか?

通帳を手に頭を抱える女性

お風呂場が古くなってくると「そろそろリフォームの時期かな」という考えがよぎるようになりますよね。
お金をしっかりかければ、大抵のお風呂場は綺麗にリノベーションすることは可能です。

ただし、この不景気な時代ですので、誰しもがお風呂場だけに相当額を投入できるわけではありません。
なるべく工事費用を抑えて、リフォームを済ませたいというのが、本音だとする方も多いはずです。

結論から書くと、費用をかけずにお風呂場を綺麗にリフォームすることは可能です。
なぜならそのためのポイントとして、お金をかけた工事をする場合とは、まったく逆の方向性の工事を依頼すれば良いだけのことだからです。
どうすればそんなリフォームを実践することができるのか。
どういった施工業者に委託すれば良いのか。

今回は費用を抑えた工事で満足するための方法を、詳しくご紹介していきましょう。

より安くリフォームを依頼するため、依頼者側ができること

お風呂場は使用するごとに劣化していきますので、どんなに大事に使っていても20年以上経過してしまうと、リフォームすることが妥当な時期となってしまいます。
リフォームが適切だと感じた上で、その工事の費用をなるべく抑えたいと思ったらまず、業者に依頼をする前に、依頼者側の立場でできることをやっておくのは大事なことです。

具体的に言えば、安く工事ができる方法をあらかじめ調べておくことですね。
お風呂のリノベーションは正直、お金をかければどれだけでも凝った状態を作ることは可能です。
しかしそうなると金額面も相当なものになってしまうため、ある程度必要最低限の状態を想定し、とりあえずオプションの追加は考えずにリフォームの相場を把握することも大切でしょう。

以下に、依頼者側が出来る範囲の、費用を極力抑えた上で、工事を経て綺麗なリフォームを可能とする手段を紹介していきたいと思います。

リフォームの方向性を決めておく

あやふやなイメージのまま業者に委託してしまうと、工事の段取りを決める上で意思疎通も困難になり、工事の段取りも決まりにくくなります。
ある程度は具体性のあるリフォーム像を構築しておくと、施工業者とのやり取りもスムーズになるでしょう。

たとえば今回のテーマのように、なるべく費用を抑えた工事を依頼したい場合、浴槽、床、壁、天井の中から汚れや傷が目立つ部分だけを改善する工事というふうに的を絞っても良いですね。
浴槽の入れ替えも不要だと考えれば、それだけ費用も安く済みます。

多少のくすみや傷などは、塗装工事をしてもらうことで、綺麗な状態へのリノベーションも可能です。
業者に依頼する前に、現状のお風呂場において、改善したい部分をピックアップしてリスト化しておくと便利でしょう。

相見積もりを活用して、1円でも安く済ませる

これはお風呂場のリフォームに限らないことですが、複数の業者に相見積もりをしてもらうというのも、費用を安く抑える上では大切な努力となります。
相見積もりは自分で複数の業者に働き掛けて、現地での確認などを経て出してもらう見積もりを比較すると言う行為。
声をかけた業者の数が多ければ多いほど時間もかかりますが、相見積もりをすることで、より安く工事を請けてくれる業者をピックアップすることが可能になります。ここは時間をかけても良い部分でしょう。

大抵の業者は現地での見積もりは無料で実施してくれますので、少しでも費用を抑えるためにも、積極的に相見積もりという手段は活用したいところですね。
ただ、結果として1社に工事を依頼する形となるので、その他の業者にはわざわざ自宅での見積もりをお願いしておいて、お断りの連絡をしなければならないのは、少し心苦しいものですが……。

安価で工事を引き受けてくれる業者の情報を収集する

これは地域によって程度に開きがあるのですが、自治体によっては安価で綺麗なお風呂のリフォームを手掛けることを売りにしている業者も存在します。
こういった業者が運良く近隣にある場合はしめたもの。

お風呂場の床を丁寧に養生する様子

あとは実際の作業工程について、その業者のウェブサイトで確認したり、Googleの口コミなどを参考にすることで、良い業者探しに役立つ情報源となるでしょう。

ネット上の口コミに関しては、リフォーム関連は実際に少なくはないお金を払って依頼した方が書き込んでいる場合が多いのが特徴。
つまり忖度のない評価が書かれている可能性も高いので、参考にするには十分です。

一番確度が高い口コミというのは、やはり実際に業者に委託してお風呂場のリフォームをしてもらった知人からの言葉です。
もしも身の回りにこういった方がいたら、どこの業者に依頼したのか。満足度はどうだったのか。費用面はお手頃だったのか。などについて質問してもいいですね。

このように、業者に正式に工事を依頼する前の時点でも、リフォーム費用を抑えるために出来ることは色々とあるものなのです。

費用をかけずに済むリフォームを依頼するための必須条件!

工事の費用を抑えるために大切なポイントというものがあります。
これは単純な話で、工事にかかる工程を少なくすれば良いということになります。

大がかりな工事になると、工程も多くなり、それに準じて必要な資材も増えますので、当然費用もかさんでしまいます。
あれもこれもと欲張ってしまうと、すぐに工事費用は100万円台にも到達してしまうのが、お風呂場リフォームの難しいところですが、以下のポイントをふまえておくと、その費用も抑えることが可能になります。

お風呂場工事の工程をなるべく少なくすると、費用も少なくなる!

お風呂場のタイルを工事する様子

せっかくのお風呂場リフォームですので、なるべくこだわりたいという気持ちも非常によく理解できます。
ただ、リフォームの工程が少なければ少ないほど、工事の際にすることも少なくなり、資材も必要最低限になります。
こうすると、当たり前の話ですが、工事にかかる費用もまた必要最低限で済むということになります。

それこそ、工事をリメイクメインで実施すれば、なお費用は抑えられます。
この工法なら資材を入れ替えることで発生する廃材が出ませんので、廃材の処分費用が発生しなくなります。

お風呂場のリフォームを安く抑えたいなら、廃材が出ないこの方法でのリフォームを、強くおすすめします!

お風呂場はリメイク工法で安く工事が完了可能!クラシフなら9~60万円の範囲で工事ができる

お風呂場のリフォームで廃材が発生しない方式の工事は、クラシフが得意とする分野でもあります。
クラシフが提供する工法は、お風呂場の設備を新品に入れ替えるのではなく、元々ある浴室設備を補修、リメイクするというものになっています。

これなら今ある素材を活かして、美しく再生させる工事スタイルになりますので、工期も短く、さらに費用も相当抑えることが可能です。

工事の規模にもよりますが、通常、お風呂場のリフォームは、特に費用に糸目をかけない場合となると70~120万円ほどの費用が生じるところです。
一方でクラシフの浴槽の再生・リフォーム工法なら、9~60万円の格安の価格帯での工事が可能となります。

必要最低限の範囲で、元々の設備を活かしたままの工事にこだわれば、金銭的な負担を押さえつつ綺麗なお風呂場へのリノベーションは、十分に可能とお考えください。

工事の規模を事前に決めてさえいれば、費用をかなり抑えたお風呂場工事は可能!

お湯が張られた大きな浴槽

ということで、今回は使っていくうちにかならず劣化し、いずれはリフォームをする必要性に直面する、お風呂場の工事をなるべく安く済ませるためのポイントに触れてまいりました。
たとえば、せっかくの工事の機会なのでジェットバスを付けたいとか、浴槽を丸ごと素材から変えたい、あるいは手すりをつけて高齢者でも安心して入浴させたいなど、考えてみますとお風呂場の工事って夢も広がりやすいものです。

ただ、こういったオプションはあまり欲張って付けてしまうと、その費用が大きな負担として一気にのしかかることになります。

逆に、必要最低限のリフォームにこだわれば、工期も短く費用も安いまま、綺麗なお風呂場へのリノベーションも可能です。
お風呂って、やっぱり清潔な場所であってほしいですから、機能は少なくても美しい状態というのも素敵なものです。

今後、みなさまが自宅のお風呂場のリフォームを検討する際に「今回はあまりお金をかけない工事にしたい」とお考えの場合は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしていただけますと幸いです。