コラム

お風呂場リフォーム、金額面をはじめ、諸々失敗しないための注意点!

リノベーションする際の間取り

一般的に、お風呂場のリフォームが必要になる間隔は、15~20年ほどと言われています。
日々の管理次第でこの期間も変動するのですが、おおよそこのぐらいで、目に付く不便な部分が出てくるとおぼえておくのがいいかもしれません。

言ってみますと、一生のうち何度かは、お風呂場のリフォームの機会が巡ってくるかもしれないということですね。

さて。
このお風呂場リフォームですが、残念ながらせっかく依頼したのに、仕上がりの面から成功とは言い難い事態に陥ってしまうことも、稀にあります。
何故このようなことが起きてしまうのか。その理由はいくつかありますが、多くの場合は依頼者の理想とする状態と、施工する業者の間での意思疎通の不足に起因するところです。

逆に言えば、この意思疎通をしっかりしていれば、トラブルは防げるわけですが……残念なことにそれが叶わずに頭を抱えてしまう事態に直面する方もしばしば。

今回はお風呂場のリフォームをする上で後悔しないための注意点を、いくつかご紹介していきたいと思います。
この先お風呂場の大胆なリノベーションをしたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

業者選びの注意点

お風呂場のリノベーション契約を円滑に進めるためには、それが可能な業者探しをすることが一番大切です。
なぜなら目的に向かって明確に筋道をたてて、これを分かりやすく依頼者に説明できる業者は、実際の作業の手際も良い傾向が高いからです。

実績があるためノウハウも確立されており、そのために依頼者に対しても明確な施工の段取りの説明ができるわけですね。
逆にノウハウがあまり共有されていない業者の場合は作業工程についての説明が滞りがちで、作業開始までに既に数日もかかるという場合もあります。

では良い業者とそうでない業者は、どうやって見抜けばいいのか。
以下を参考にしてみてください。

目に見えた実績があるか

実績があれば社内でもノウハウが周知徹底されているので、「この業者に任せれば安心」という評価ばかりが集まるようになります。
つまり、目に見えた良い実績が多い業者は、それだけ信頼感も高いということですね。

身の回りに、過去にお風呂場リフォームをしたことがあるという友人知人がいたら、そういった人たちにどの業者に委託したか聞いてみるのもいいでしょう。
また、ネット上の口コミも、ある程度は参考になるはずです。

良い評価を多く集めている業者にお願いするのが、やっぱりどんな地域であっても無難だと思います。

お風呂の改築を得意としているか

お風呂の改築工事というのは現状多くの業者が対応していますが、中でも信頼できるのが、お風呂場の改築が得意であると謳っている業者です。
一芸特化型の施工業者であれば、よりリノベーションの際の提案の引き出しも増えることになりますし、結果的に良い改築工事になる可能性も高まります。

さらにお風呂の改築を専門とする業者の場合は、料金体系もウェブサイトなどで明確に表記している傾向もやや高いのも見逃せないところ。
費用について、依頼前にある程度目安として知っておきたいという場合には大いに役に立つことでしょう。

クラシフもまた、そんな業者の一つです。
見やすく分かりやすい料金の目安をご用意しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

アフターケアは充実しているか

工事をして「はい終わり」ではなく、良い業者というのはアフターケアも熱心です。
工事が終わった後に生じた不具合についての迅速な対応というオプションがあるかどうかって、依頼した側にとっては非常に重要ですよね。
実際に行う改築によってもこのアフターケアの度合いは変わってくるのですが、中でも安心なのが一定期間の保証が付帯となるパターンです。

クラシフの場合ですと、施工上の問題で傷みが生じた場合は、工事から3年間の間は無償で補償と再施工を実施しています。
ホテルなど、業務用でのお風呂場のリフォームであっても2年間の保証となりますので、ご安心ください。

金額の注意点

お風呂場のリフォームにおいてもっとも依頼する側が頭を悩ませるもの。多くの場合で、それは金額面の問題でしょう。
改築工事の規模によって金額も大きく変動しますが、これについてもいくつか注意点が存在しますので、以下をご確認ください。

まずは見積もりを出してもらってから依頼するか決めたい

改築工事全般に言えることですが、まず具体的な作業に入る前に業者からの見積もり提示を受けることになります。
この見積もりを見て改築にかかる費用を把握するわけですが、金額に納得できない場合はこのときにしっかりと疑問をぶつけて説明を受けておきましょう。

大抵の場合はしかるべき理由があって、きちんと正当な金額を費用として請求されているのですが、工事の素人である私たちには、それがよく分かりません。
自分の中で納得いく形の請求であると理解できるまで、面倒でもこのフェーズの段階で、金額面の不安は解消しておきたいところです。

工事費用を少しでも浮かせたい場合は、複数の業者にコンタクトをとって、相見積もりをするのも効果的です。
金額面での差異もそうですが、これをすることでどの業者が親身になって相談してくれるかということも分かるので、メリットも多いですね。

追加工事で余計な出費が発生する可能性も考えておきたい

稀なことではありますが、たまに改築工事の最中に問題が発覚し、追加で工事をしなければならないというケースも考えられます。
簡単なリフォームでお願いしていたところ、予想以上に設備が老朽化していた……という場合には、業者もこれを放置したまま作業を続けるのもはばかられるところですので、これは仕方がないことでしょう。

作業員にクレームを言う女性

ただし依頼をした側にとっては、これは寝耳に水。
さらに金額面の負担が増えることになりますので、もしも運悪くこういった事態に直面した場合のことも考え、捻出する費用は多めに見繕っておくのも大切かもしれません。
あるいは工事の見積もりを出してもらった後に「やっぱりあの設備も欲しい」と追加でオプションを導入したくなることも考えられます。
経緯は異なるものの、これも追加工事で金額面の負担が増えることには違いないですね。

いずれにしても、本来想定していた金額から足が出るというのは、決してあり得ないことはないとおぼえておきたいところです。レアケースではありますが……。

工事中のトラブルに関する注意点

ところで以前、知人が「お風呂場のリノベーションを業者に委託して作業に入ってもらったところ、近隣から工事の音がうるさいとの苦情が入った」という話をしていたことがあります。
個人的には気にならない程度の音だったそうですが、神経質な住人が近くに住んでいると、このような思いがけないトラブルに見舞われることもあるかもしれません。

こちらでは、工事中のトラブルに関する注意点や対処法をまとめてみました。

近隣からのクレームについてはなるべく真摯に対応したい

電話でクレームを言う男性

前述のように、住宅間の距離が近い日本の住環境では、改築にかかる物音を騒音と認識してクレームを入れる人というのは、どうしても発生しやすくなってしまいます。
こういった場合は相手の訴えを無碍にしないのが、事態を大きくしないコツかもしれません。

面倒ですが、こうなる前に事前に業者さんと一緒に近隣に「数日程騒がしくしてご迷惑をおかけします」とあいさつ回りをすると、大抵は問題も起きないことでしょう。

また、集合住宅住まいの場合は管理人や大家さんに了解をとってもらい、事前に工期スケジュールを他の居住者らに共有してもらうのも一つの手です。
これは自分で出来るトラブル回避方法になりますので、やっておくのがベストですね!

施工ミスによるトラブルが起きることも

100%完璧な人間はいません。
現状では人間が工事を受け持つ関係上、場合によっては改築中に施工ミスを起こしてしまう作業員も発生するかもしれません。
あるいは養生が不十分だったために、塗装した範囲の外に塗料が付着するというミスも、決して起きないわけではありません。

人的ミスは0%には出来ませんので、このようなイレギュラーな事態が起きた時は、ある程度しょうがないことだと諦めることも肝要です。
勿論その分のリカバリーはお願いしても当然ですが、ミス自体が発生しても、たった1回であればあまり問題視しないでおくことも大切ですね。

ミスが生じたとしても補償してもらえれば問題なくお風呂場リフォームは完了しますし……。

お風呂場のリノベーション。滞りなく済ませるために一番必要なことは結局業者選びと周りへの気遣いかも?

ということで、今回はお風呂場の改築にかかる、失敗しないために必要なポイントをいくつか挙げてまいりました。
金銭的な問題に関しては見積もりの依頼から丁寧に説明責任を果たしてくれる、真摯な業者選びをすることを心がければ、そうそう発生するものではないでしょう。

あわせて工事をする際にはそれなりの騒音が出る場合もあります。
このような時には、近隣への気配りを業者さんだけに任せっきりにするのではなく、面倒であっても自分から「しばらくうるさくすると思いますが、ご了承ください」と言って回るのも大切なポイントですね。

壁紙の張替え作業をする様子

一方でそもそも騒音を極力減らすお風呂場リフォームをしてもらいたいという場合には、最小限の工程で最大の効果を発揮する、塗装工事に目を向けてもいいかもしれません。

塗装を新しくすることでお風呂場そのもののレイアウトはそのままに、見た目を清潔で新しくするリフォーム。これなら工事の際の騒音も少なく、廃材も出ません。
廃材が出ないということは取り壊しの作業もないし、廃材搬出の音もないということで、集合住宅にはもってこいのリフォームになります。

クラシフはこの工事が得意中の得意で、しっかりとしたノウハウを確立しております。
関東一円のお風呂場塗装工事を検討しているという場合には、ぜひクラシフをご用命ください!