パネル・
ビューティ

キッチンパネルの表面と同じような材質で浴室に施工できるアイカ セラールがありますが、材料が重いため壁面タイル下地のみ施工可能です。
従来の工法でバスリブ、バスパネル（松下電工、フクビ等）もあります。厚みが10mm以上あることと、釘、ビスが使える下地であることが必要ですが、条件があえば材料としては低価格です。

カビが生える条件として、酸素、水、温度、栄養があります。
パネル・ビューティの材料自体に抗菌・防カビ効果もありますが、水が染み込まないことと、栄養（湯垢等）がつきにくいことでカビが生えにくくなります。

残念ながら貼れません。キッチンパネルの表面は耐水性、耐熱性に優れますが、裏側には耐湿性はありませんのでお風呂には不可です。

パネルの施工は切って貼る工事ですから大工さんが施工するものと考えがちですが、案外むずかしい点もあります。もちろん浴室工事の経験豊富な大工さんでしたら問題ないかもしれませんが、水処理とか不得意な職人さんが多いようです。
接着は釘やビスではなく、仮止めテープと接着剤を併用して貼り付けますが、下地の状況によっては下地処理や、プライマー処理が必要になることもありますし、接着工法に慣れていない場合は、圧着しずぎて泣き別れ現象を起こしたりもすることもあります。
また、メーカー指定の接着剤ではだめな場合もありますので、当社か、またはバスビューティ倶楽部会員へ施工依頼されるのが賢明かと思います。

下地がしっかりしていれば貼れます。漆喰壁で剥がれ落ちそうな場合は下地を作ります。
腰から下がタイルで上部が塗り壁で、段差がある場合は、段差を解消するために捨て貼りをしてパネルを貼れば、上から下まですっきりと納まります。