担当スタッフから

浴室のタイルの腰壁とタイルの床のリフォームを実施させていただきました。タイルの腰壁はパネル貼りリフォーム「パネル・ビューティ」、タイルの床は床シート貼りリフォーム「フロア・ビューティ」を採用しました。「パネル・ビューティ」は、主に在来浴室のタイル壁や天井に浴室パネルを直接貼るだけのリフォーム工法です。防カビ抗菌仕様、耐衝撃性・耐薬品性に優れています。「フロア・ビューティ」は、在来浴室のタイル床やモルタル下地、ユニットバスの床に専用フロアを直接貼るだけのリニューアル工法です。断熱性能、防カビ性能、耐水性、耐熱性、熱伸縮性、耐摩耗性、耐薬品性に優れています。「パネル・ビューティ」、「フロア・ビューティ」はともに、お風呂を新品に入れ替えるのではなく、今ある浴室を「リメイク」する再生リフォームです。再生リフォームは、壁を壊したりする工事は不要で、今あるものを活かすため費用を安く抑えられ、工期も短く済みます。タイルの腰壁をパネルへリフォームすることは、近年非常に多くのお客様にご選択いただいているプランです。ご選択いただく第一の理由は、お手入れの簡便さです。タイルの目地は時間が経つにつれカビや水垢が溜まりやすく、ブラシでこすっても完全に落とすことが難しいものです。一方、パネルは継ぎ目が少なく平滑な表面を持っているため、サッと拭くだけで汚れを落とすことができます。第二の理由は、見た目の美しさと空間の広がりです。タイルの目地が多い腰壁は視覚的に空間を狭く感じさせることがありますが、パネルは継ぎ目が少なく、光を反射する性質もあるため、浴室全体が明るく広く感じられます。第三に、断熱性の向上です。タイルは熱伝導率が高く、特に冬場は冷たく感じられがちです。パネルは断熱性に優れた素材を使用しているため、触れたときの冷たさを軽減し、浴室全体の保温性も向上します。床のタイルを床シートへと変更することも、多くのお客様に選ばれている理由があります。最も大きな理由は、安全性の向上です。タイル床は水に濡れると非常に滑りやすくなり、転倒のリスクが懸念されます。床シートは滑りにくく安心してご使用いただけます。次に、お手入れのしやすさです。タイル床の目地は汚れが溜まりやすく、カビが発生しやすい場所です。床シートは継ぎ目がほとんどなく、水はけも良いため、汚れが溜まりにくく掃除が格段に楽になります。三つ目の理由は、足触りの良さです。タイルは硬く冷たい素材ですが、床シートは適度な柔らかさと断熱性を持っています。冬場でも冷たさを感じにくいため、快適にご入浴いただけます。タイルの腰壁と床を同時にパネルと床シートへリフォームすることには、それぞれを個別に行う以上の相乗効果があります。まず、工事期間の短縮と費用の最適化が可能になります。腰壁と床を別々の時期にリフォームするよりも、同時に行うことで工事の段取りが効率化され、結果的に工期の短縮とコスト削減につながります。次に、浴室全体の機能性が飛躍的に向上することです。パネルの断熱性と床シートの保温性が組み合わさることで、浴室全体の温度差が少なくなります。特に冬場は、この効果を顕著に感じていただけます。また、パネルと床シート両方の防カビ・抗菌機能により、浴室全体の衛生環境が向上します。カビや水垢の発生しにくい環境が整うため、日々のお手入れがぐっと楽になり、長期的に見ても美しい状態を保ちやすくなります。タイルからパネルや床シートへのリフォームは、見た目の美しさだけでなく、機能性や安全性、お手入れのしやすさなど、様々な面で生活の質を向上させることができます。ご予算やご希望に合わせて、部分的なリフォームも可能ですが、腰壁と床を同時にリフォームすることで、より大きな効果を得られることが多いです。まずはお気軽にご相談ください。お客様のライフスタイルやご要望に合わせたプランをご提案させていただきます。