担当スタッフから

以前、別の物件をリフォームしたお客様からのご依頼でした。前回のリフォームにご満足いただき、今回も当社へリフォームをご依頼いただきました。今回は浴槽の塗装をご依頼いただきました。長年の使用による浴槽の給湯口付近の痕と浴槽全体の汚れが気になるためリフォームされたいとのことでした。当社の浴室リフォーム工法 ペイント・ビューティを施工しました。ペイント・ビューティは、ユニットバスや、浴槽等を専用塗料で吹き付け塗装し、新品同様にリフレッシュするリフォームです。浴槽の交換ではなく現在使用中の浴槽を「リメイク」する工法ですので、解体作業や壁を壊すなどの工事はなく短い工期でリフォームが可能です。耐久性も高く、追い炊きや熱い湯での長時間の入浴も問題ありません。長年の浴槽の使用により日常のお手入れでは落としきれない汚れや痕が発生いたします。一般的には、水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が白っぽい膜や斑点状の汚れとして現れたり、石鹸やシャンプーなどの残留物が徐々に層になり、そこに他の汚れが付着したりして取れにくい汚れとなります。そのほかにも、入浴時に体から出る油分や汗、浴室は湿気の多い環境のため発生する細菌やカビ、水質や配管の状態の変化、洗剤などによる浴槽表面の微細な傷に汚れがつきやすくなる、配管から鉄分などが出てくるなどが複合的に作用し汚れの原因となります。日常のお手入れで汚れが取れにくくなりますと強い洗剤を使用したり掃除に時間がかかるだけでなく、バクテリアや菌が繁殖したりカビが発生するなどの衛生面のリスクが考えられます。浴槽の見た目も損なわれリラックスできるはずの入浴時間が台無しになってしまいます。賃貸物件の場合は次の入居者を見つけることが困難になってしまう、売却時には物件価値が下がるなど不動産価値への影響も懸念されます。これらの汚れは、クエン酸や重曹、お酢、カビ取り剤、塩素系漂白剤で掃除することも可能ですが、強い洗剤を使用することによる手肌への影響が心配されますし、汚れの種類と浴室の材質（プラスティック、ホーロー、ステンレスなど）によって最適な清掃方法が異なります。これらによる掃除の効果が見られない場合や特に頑固な汚れがある場合、また長期的に見ましてもリフォームをご検討されることは浴槽の寿命を延ばし、快適な入浴時間を維持する効果的な方法としてお勧めしております。長年の使用による浴槽の汚れにお困りでしたら、ぜひ一度お問い合わせください。