担当スタッフから

浴槽のひび割れでお問い合わせいただきました。浴槽割れの補修と塗装、浴槽廻りのコーキングの打ち換えを施工しました。当社の塗装ペイント・ビューティは、吹き付け完了の翌日に番手の異なる数種類のサンドペーパーでの磨き、微粒子コンパウンドとポリッシングマシンを使ってバフを掛けることにより表面塗膜を平滑に仕上げます。浴槽割れ補修の痕も目立たず、新品同様に仕上げます。下地の補修は別途工期がかかる場合がありますが、浴槽2日、ユニットバス全体3日程度の短い工期となっておりますので、お客様にもリフォームしやすい工法となります。一般的に浴槽のひび割れは次のような原因で起こります。長年の使用による材質の劣化や強度の低下、熱湯と冷水の急激な温度変化による浴槽材料の膨張と収縮が繰り返されストレスとなり微細なクラックが発生し拡大する、浴槽に入る人の体重や水の重さによる継続的な負荷、重い物の落下や強い衝撃による損傷、小さな傷が徐々に拡大してひび割れになる、強い洗剤や薬品の使用により浴槽の表面が侵食される、硬水や酸性の強い水質により長期的に浴槽材料を劣化させる、製品の寿命などです。浴槽のひび割れには、次のようなデメリットがありますので早期発見・早期対処が重要となります。最も重大な問題の一つが水漏れです。床下や壁内部に水が浸透し、建物の構造に悪影響を与える可能性があります。水道代の増加にもつながります。カビや細菌の繁殖も起こります。ひび割れた部分は水分が溜まりやすく、カビや細菌の温床になります。衛生面での問題が発生し、健康リスクが高まる可能性があります。怪我のリスク、鋭いひび割れの端で皮膚を切る危険性があります。エネルギー効率の低下も問題となります。ひび割れにより浴槽の断熱性能が低下し、お湯の温度が下がりやすくなります。結果として、追い焚きの頻度が増え、光熱費が上昇する可能性があります。また、毎日使用する場所に問題があることで、常に気がかりな状態が続きます。このようなデメリットより、小さなひび割れでも放置せず、ご相談いただくことをお勧めします。修理の方法についてご提案させていただきます。