コラム

お風呂場リフォームのクレームは挨拶回りで防げる!

ご挨拶と書かれた熨斗に包まれた粗品のタオル

お風呂場を含む住居のリフォーム期間は、騒音問題が発生しがち……という話を、聞いたことはありますか?
実際に諸々のリフォームを経験した方であれば、その必要性をある程度把握できるのではないかと思うところです。

平日の日中に工事をしてもらい、なるべく周辺に騒音問題が発生しないように苦心しても、たびたび寄せられるのが改装に伴うクレーム。
下手をすると費用面での問題以上に大きな懸念になる可能性もあるだけに、こういったことが発生しないように配慮する必要もあります。

周りに迷惑をかけず、リフォームを終えるために必要な手段といえば、やはり事前の挨拶周りかもしれませんね。

そこで今回は、お風呂場のリフォーム前に住ませておきたい、近隣への挨拶の必要性についてのお話をさせていただきます。
これさえ読めば、いざ工事に入って、多少の騒音が発生しても、恐らくそれほど問題は起きないはずですので、ぜひ参考にしてくださいね!

近隣への事前の挨拶、戸建てと集合住宅の違い

玄関から笑顔で顔を出す近隣住人

ご近所へのリフォームに伴う改装工事前の挨拶は、住居の形態によってもいささか異なるものです。
具体的に言えば、戸建てと集合住宅は、それぞれに挨拶をする範囲が異なるという形になるのが基本となります。

こちらの項目では双方の具体例を、以下でご紹介させていただきます。

戸建て住宅の場合

まず戸建て住宅にお住まいの場合のリフォームに関してですが、こちらの場合は隣近所はもちろん、できるだけ多くのお宅に挨拶に伺っておくのがクレームリスクを下げるには有効です。
前後左右、斜め向かいにある家全てを回るのは結構骨が折れるのですが、特に少し騒音に敏感な世帯が近くにある場合こそ、事前の挨拶は意味を成します。

塗装作業の際の匂いもそうですが、騒音は割と遠くまで響くことも。
騒音に敏感な方がお住まいの世帯が事前に分かっている場合は、特に慎重に挨拶をするのが大切になります。
面倒な工程ではありますが、後々になってクレームを入れられないためにも、「こちらはすべきことはした」という姿勢を見せるのは大切ですね。

また、地区の集まりなどに顔を出している場合は、その集まりの際に工事の日取りを説明して共有してもらうと、個別の訪問をしなくても済む場合もあります。
あくまでもお住まいのコミュニティの親密度次第ではありますが……。

昨今は隣近所と言えど顔を合わせて挨拶をする程度の希薄な関係性となっているケースが多いものですが、そのせいでクレーマー気質の方が近隣に住んでいることに気付かないことも。
この挨拶回りには、その潜在クレーマーに筋を通しておくという意味でも有効となります。

マンションやアパートの場合

続いて、マンションやアパート、集合住宅全般の挨拶回りの範囲ですが、まず基本は左右のお部屋となります。
角部屋の場合は挨拶は1部屋だけということですね。

続いて1階にお住まいの場合は、念のために2階の上の部屋、その左右の部屋にも挨拶をしておくのがオススメです。
階下にも部屋があるという状況の場合は、下の階の自分の真下にあたる部屋と、その左右。これだけ挨拶しておくと、よほどのことがない限りはクレームが入る可能性を下げることができるでしょう。

さらに集合住宅の管理人にもリフォームの日時を共有してもらい、ロビーに簡単な挨拶文と一緒にその日程を貼り出しておくなどすれば、他の部屋の住人も「あ、工事やってるんだ」と理解してくれるはずです。

こういった挨拶文があれば、多少の騒音や塗装工事で発生する匂いに対してもある程度おおらかに対処してもらえる可能性は高まります。
後は土日を避けるなどして周囲に配慮すれば、ほとんど問題も起きないでしょう。

ご近所からのクレームを防ぐため自分ができる3つのポイント!

基本的には、前述のような事前の心配りを済ませておけば、多少工事で騒音が発生した場合も大目に見てもらえるはずです。
やはり事前通告なしに午前中から日没間際まで、数日にわたって工事をされると、「なんなんだよ」と思われる場合もありますし……そうならないための、挨拶回りは大切ということですね。

さらにここからはもう一歩踏み込んで、ご近所からのリフォームに対してのクレーム発生確率をさらに下げるためのポイントも、紹介していきましょう。

業者と一緒に近隣に挨拶をすると良し!

リフォームに際して、ご近所に挨拶回りをするというのは、ちょっと緊張するという方も最近は多いのではないでしょうか。
しかしながら、お風呂場は長く使うことで必ず劣化しますので、いずれはそのリフォームの必要性とも直面するものとなります。

普段、ご近所付き合いを全くしていないという場合は億劫でしょうが、そういう場合は事情を話して、施工業者と一緒に挨拶回りをするのも有効です。
これなら詳しい工事の日程は業者任せができますので、1人で説明するよりは気楽というメリットもあります。

マンションの階段に立つ工事業者の男性

なお、挨拶に関しては粗品を配って回る方も多くいらっしゃいます。
参考までに、挨拶回りで配ると良いとされる粗品ですが、ラップや洗剤など、安価な日用品が適切となります。
それから菓子折りやタオルもこの手のご近所周りの定番ですね。
なるべく費用を抑えつつも、使ってもらいやすいものを選ぶのが良いでしょう。

この際、業者によっては自社の販促品を粗品として持参してくれる場合もあります。
この場合は自分で用意する分の粗品用の費用が抑えられるのは、地味に嬉しいところですね。

駐車場問題は率先して解決しておきたい!

リフォームにあたっては、業者も車で現地を訪れますので、当然駐車場の確保は必須です。
そのスペースが用意できない場合、業者側もどこに車を停めて良いか悩みますし、間違えて停めた場所が私有地だったりすると、これこそまさにご近所トラブルの原因になってしまいます。

事前に挨拶するにあたっては、工事前に業者の車を停める場所を確保しておきましょう。
そして挨拶回りの折には「工事期間中はあそこに業者が車を停めていますので、何かあったらすぐ連絡をください」といったようなことを伝えておくと良いですね。

工事終了後の挨拶もしておくとなお良し!

事前に工事の日程や、騒音などで迷惑を掛けるかもしれないということを近所に伝えることで、多少の騒音や不都合があっても水に流してもらえるというメリットが、挨拶回りには存在しています。
やはりクレームってなるべく受けたくありませんし、そもそもクレームが発生しないようにするためには、挨拶周りをするのが大切になってきます。

と同時にまた大事になるのが、工事終了後の挨拶です。
「先日はご迷惑をお掛けしました」と1軒ずつ挨拶して回ることで、印象の良い住人として認知され、「正直結構うるさい工事だったな」と思われていたとしても、クレームに発展させるまではないと判断してもらえるようになるものです。
それぐらい、最後の挨拶は大事となります。

近隣に迷惑をかけず費用も格安なリフォームを検討するという手も!

リノベーションの予定が書かれた家屋の設計図

と、ここまでお風呂場を含めたリフォーム全般における、近隣からのクレームが発生しないための挨拶回りの重要性について話をしていったところです。
が、一方で挨拶回りをする必要もなく、そもそも騒音が発生しない。または極端に発生しにくいリフォーム形態も存在しています。

それが塗装メインの工事です。
この塗装工事なら廃材も出ず、騒音の原因となる工程も存在しません。
しかも工期自体も短めで済むため、「お風呂場のリフォームはしたいけど、正直そんなにあちこちの家々を回って挨拶もしたくない」という方には、それだけで大きな魅力があるでしょう。

さらにその仕上がりも、ほとんどの業者においては新しくて綺麗なお風呂のような形となるのも嬉しいところです。

たとえばクラシフのお風呂場リフォームなら、浴槽、壁、床、天井まるごと美しい塗装仕上げの工程「ペイント・ビューティ」プランを適用させれば工期も最短1日。
そして何より工事にかかる騒音も発生させなくて済むという大きなメリットが存在します!

その費用も231,000円(税込)からと価格面もかなりお手頃になっています。
工事の際になるべくお金を掛けたくないという場合にも、近所迷惑となる騒音を極力抑えたいという場合にも有効なリフォーム工程となります。

塗装工事に関しても、それ以外の工事に関してもご相談・お見積りは無料で実施させていただきますので、関東エリアにお住まいで、「そろそろお風呂場をリフォームしたい」とお考えの方は、ぜひともクラシフにご連絡くださいませ!