コラム

浴室塗装で叶えるカビ対策!健康も守る効果的な塗り替え方法

浴室は湿気がこもりやすい場所で、カビの発生が非常に多い空間です。特に掃除だけでは落としきれない頑固なカビは、見た目の悪さだけでなく、健康被害の原因になることもあります。カビを放置すると、カビの胞子が浴室内に漂い、吸い込むことで肺炎や喘息などのアレルギー疾患を引き起こす恐れがあります。

そんな浴室のカビ対策として注目されているのが「浴室塗装」です。塗装をすることでカビの根を断ち、浴室の美観はもちろん、健康に配慮した安心の空間づくりが可能になります。

なぜ浴室はカビが発生しやすいのか?


浴室は常に高温多湿の環境が続くため、カビが繁殖しやすくなっています。換気が不十分だと湿気が抜けず、カビの成長を助長。さらに石鹸カスや水垢がカビの栄養源となり、付着したカビは通常の掃除で取りにくいことも問題です。

塗装によるカビ対策とは?

浴室塗装は以下の点でカビ抑制に効果的です。

  • 下地処理でカビ除去を徹底
    カビ取り剤を使用し、カビや汚れを根こそぎ除去。補修や研磨で下地を整えることで、塗料の密着性を高めます。

  • 防カビ・抗菌機能付き塗料の使用
    専用の防カビ塗料は、カビの発生を抑制する成分が配合されていて、塗装後もカビの再発を防ぎやすくします。

  • 塗膜によるバリア効果
    塗料の膜が壁や天井を覆うことで、湿気の浸透を減らしカビの繁殖環境を作りにくくします。

施工時のカビ対策のポイント

  • 養生の徹底
    塗装しない箇所をしっかり養生し、仕上がりのムラ防止と塗料の不要飛散を防止。

  • 重ね塗りと乾燥管理
    重ね塗りで塗膜の厚みを調整し、下塗りから上塗りまで十分に乾燥時間を取ることが重要。

  • 換気の徹底
    施工時・施工後は浴室内の換気扇や窓を活用し、湿気を逃がして乾燥を助けることが長期的なカビ抑制につながります。

日常生活でのカビ予防アドバイス

  • 入浴後はできるだけ早く換気を行い、浴室内を乾燥させる
     
  • 浴槽のフタは使用後に閉じて水蒸気を閉じ込めない
     
  • 石鹸カスや水垢をこまめに掃除して栄養源を減らす
     
  • 市販の防カビ剤を適時使用し、カビの発生を予防する

浴室塗装をきっかけにしっかりとカビ対策を行えば、清潔で安全な浴室環境が実現できます。普段のケアだけでは追い付かない頑固なカビにお悩みの方は、ぜひこの機会にプロの浴室塗装も検討してみてはいかがでしょうか。

業者選定のポイント

  • 経験豊富な業者に依頼しないと剥がれ等の失敗リスクが高い。
     
  • 業者によっては浴室塗装の経験自体が少ないケースもあるため、実績や施工事例の有無を必ず確認

 

浴室塗装のメリット

これまで塗装によるカビ対策の重要性や具体的な施工ポイントをご紹介してきましたが、浴室塗装にはカビ対策以外にもたくさんのメリットがあります。一方で、デメリットや注意点もあるため、全体像を理解してご検討いただくことが大切です。

  • 新築時のような美観に回復できる
     
  • 壁や天井、床だけといった部分的な施工が可能で、費用の調整が容易。
     
  • 色やデザインの変更で浴室全体の印象を刷新できる。
     
  • ユニットバスへの交換に比べて大幅にコストを抑えられる
     
  • マンションなど構造上ユニットバス交換が難しい場合でもリフォームができる。
     
  • 塗膜によって汚れがつきにくい状態をキープできる。
     

浴室塗装のデメリット・注意点

一方で、浴室塗装には以下のような制約やデメリット、注意点もあります。

  • 下地処理や塗料選定のミスで塗膜が剥がれるリスクがある
     
  • タイルには塗装できないため、タイルとの色合わせや補修が必要。
     
  • 断熱性や防音性の向上は望めない。
     
  • 施工後は最低2日間入浴できない期間が発生する
     
  • 床塗装後、滑りやすくなることもあるため防滑塗料の検討が必要。
     
  • 集合住宅・公営住宅では防水工事や退去時の現状復帰が必要な場合がある。
     
  • 油性塗料は強いシンナー臭が特徴で、狭い浴室で使用すると数日間にわたってにおいが残る場合があります。
     

水性塗料と油性塗料の違い

水性塗料

水で薄めるため、においが少なく室内作業向きです。

油性塗料

シンナーなどの有機溶剤で薄めるため、耐久性が高い反面、使用中や乾燥時にシンナー臭がきつく、換気の難しい浴室ではにおいが抜けにくい傾向があります。

浴室塗装の塗料の選び方

浴室は一般的に約1坪ほどの狭い空間です。限られた空間で油性塗料(溶剤系)を使うと、施工後にシンナー臭が数日間残る可能性があります。このため、室内や既存住宅での浴室塗装には、においが少なく扱いやすい水性塗料がおすすめです。

また、塗装を依頼する際は、

  • 使用する塗料の種類
  • 施工後にどのくらい臭いが残るか
  • 乾燥に必要な日数

を必ず事前に確認して、生活への影響を最小限に抑えましょう。

さらに、下地との相性も重要なポイントです。築年数が浅く状態の良い浴室では水性塗料が向いていますが、耐久性を重視したい経年住宅には油性(溶剤系)塗料が適している場合があります。

浴室塗装・浴槽塗装・浴室壁塗装の違いとは?選び方と施工のポイント

浴室のリフォームを検討する際に「浴槽だけ塗装したい」「壁も合わせてリフレッシュしたい」など様々なニーズがあります。ここでは浴室塗装、浴槽塗装、浴室壁塗装の違いと、それぞれの特徴や施工時の注意点をわかりやすく解説します。

浴室塗装とは

浴室全体(壁・床・天井など)を対象にした塗装工事です。広い範囲の劣化や汚れをカバーし、一括で美観と機能を回復します。
ポイント:下地処理や防カビ対策が非常に重要で、均一な仕上がりを意識した施工が求められます。

浴槽塗装の特徴

浴槽専用の塗料を用い、キズや黄ばみを修復して新しい質感や色を表現します。主にFRP、ホーロー、人工大理石と素材に応じた施工方法と塗料選択がポイントです。
ポイント:耐水性・耐摩耗性の高い塗料が必要で、素材との相性を見極めて使用します。

浴室壁塗装のポイント

壁の素材(コンクリート、モルタル、漆喰など)に合わせて適切な下地処理と塗料を選定。クラック(ひび割れ)補修や丁寧な養生で長く美しさを保ちます。
ポイント:壁特有の補修と塗装技術が必要です。

 

共通する施工の流れ

  1. 下地処理:汚れやカビを除去し、ひび割れや剥がれを補修
  2. 養生:塗装しない箇所をしっかり保護
  3. 下塗り:素材に合わせたプライマーなどを塗布
  4. 中塗り・上塗り:塗料を薄く均一に塗り重ねる
  5. 乾燥:十分な乾燥時間を確保し完成

注意点とアドバイス

  • 湿度が高い時期や気温が低い日は避け、できるだけ乾燥した晴天の日に施工しましょう。
  • 塗装中は手袋やマスクを着用し、換気を十分に行うことが重要です。
  • 浴槽やタイル、金属製品には塗料が付きにくい場合があるため塗装対象から除外します。
  • 施工後は完全乾燥まで浴室使用を控えることが望ましいです。

塗装関連の道具

浴室壁塗装に使う主な道具は以下の通りです。機能や使い勝手を考慮して準備しましょう。

  • 刷毛(ハケ) :水性塗料に適した化繊多めのものや万能タイプがおすすめ。細かい部分や角の塗装に便利です。
  • ローラーブラシ :中毛タイプが特に壁の塗装に向いています。広い範囲をスムーズに塗れます。
  • ローラーパレット・塗り皿 :ローラー塗装の際に塗料を取るために使います。
  • ヘラ :パテの塗りつけや補修作業に必要です。

養生用具

  • マスキングテープ :塗料のはみ出しを防ぎ、仕上がりをきれいにします。
  • マスカー :テープとビニールシートが一体化した養生材で、壁以外の広い範囲を保護できます。
  • ポリシート・新聞紙 :床や浴槽などを汚れや塗料から守るために使います。

清掃・補修用品

  • サンドペーパー :古い塗膜や凹凸をならすために使います。
  • 雑巾・ウエス :表面の汚れを拭き取る際に使います。
  • 手袋 :塗料や薬剤から手を保護します。
  • カビ取り剤 :カビをしっかり落として、塗装の密着を助けます。

これらの道具を揃えて準備を整えることが、浴室壁塗装を成功に導く第一歩となります。適切な道具で丁寧に作業を進めましょう。

まとめ:浴槽塗装でのカビ対策と選び方のポイント

浴室は湿気が多く、カビの発生リスクが非常に高い場所です。特に浴槽はカビや汚れが頑固に付着しやすいため、定期的なケアに加えて効果的な「浴槽塗装」を施すことが重要です。浴槽塗装はカビの繁殖を防ぎつつ、新築のような美しさを回復させる優れた方法として注目されています。

塗装によるカビ対策の効果

  • 塗装前の下地処理でしっかりカビや汚れを除去し、塗料の密着性を高めることで再発リスクを軽減します。
  • 防カビ・抗菌成分を含む専用塗料を使用することで、カビの発生を根本から抑制。
  • 塗膜が湿気の浸透を防ぎ、カビの繁殖環境を作りにくくします。

適切な塗料選びの重要性

浴室という狭い空間では、塗料の臭いが生活に影響を及ぼす可能性もあります。

  • 築浅や既存住宅では臭いが少なく扱いやすい水性塗料がおすすめ。
  • 耐久性を重視する場合は油性塗料が適していますが、施工後の臭い対策と換気が必須です。
  • 施工前には必ず、使用塗料の種類・臭いの強さ・乾燥に必要な時間を確認しましょう。

浴槽塗装での注意点

  • 浴室床の塗装後は滑りやすくなる場合があるため、防滑塗料の使用検討が望ましいです。
  • タイル部分は塗装できないため、色合わせや補修が必要になるケースがあります。
  • 集合住宅や公営住宅では防水工事や退去時の現状復帰義務もあるため、施工前にしっかり確認してください。

業者選定のポイント

浴室・浴槽の塗装は専門技術が必要なため、施工実績が豊富で信頼できる業者への依頼が成功の鍵となります。

 

浴槽のカビ対策は、日常の掃除に加え「塗装」を活用することで、より確実に健康的で美しい浴室環境を維持できます。浴槽塗装を通じて快適なバスルームを目指しましょう。

弊社クラシフ施工の事例紹介

事例1 カビや汚れに悩む浴室に、新しい息吹を。

施工内容

天井・壁・浴槽 吹付、床シート貼り 

施工費:28万円

施工日数:4日

施工ポイント

ご依頼主様より「何度クリーニングをしてもユニットバスの汚れが落ちず困っている」とのご相談をいただきました。現地調査の結果、天井・壁・浴槽の全体に汚れや劣化が見られましたため、専門の吹き付け塗装でリフレッシュすることにしました。まず、塗装の密着性を高めるために徹底した下地処理と丁寧な清掃を行い、その後ムラのない吹き付け塗装を複数回重ねました。さらに、床は専用のフロアシートに貼り替えを行い、全体的に清潔感のある美しい仕上がりを実現しています。施工後はお客様からも「まるで新築のよう」と喜びの声をいただき、短期間での施工にも満足していただいております。

お客様の声

日々の掃除では取れない汚れが気になり、工事をお願いしました。予算内で希望を叶えていただき、細かな汚れもすっかりなくなり大変満足しています。浴槽だけでなく壁や天井もきれいになり、浴室全体が明るくなりました。

 

事例2 清潔感のある明るい色合いへとリフレッシュ

施工内容

浴槽吹付塗装、壁パネル貼り、床シート貼り

施工費:64万円

施工日数:3日

施工ポイント

FRP浴槽は長年の使用で黄ばみや光沢の劣化が見られました。そこで専用の研磨機材を用いて丁寧に表面を磨き上げ、下地をしっかり整えました。その後、清潔感あふれる「シルキーホワイト」の専用塗料を吹き付け塗装し、浴槽全体が明るく爽やかな印象に生まれ変わりました。耐久性に優れた塗膜は、水や洗剤にも強く、長期間美しい状態を保ちつつ安心してお使いいただけます。

お客様の声

お風呂の黄ばみや古いタイルが気になっていましたが、すべて取り替えるのは高額で悩んでいました。こちらの塗装工事で浴槽を丁寧に磨き、白くリフレッシュ。壁は明るいパネルに、床も快適なシートに変わって、浴室全体がとても明るくなりました。短期間の施工で大満足です。家族からも「新しいお風呂みたい!」と大好評です。

 

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