【介護浴室リフォーム事例】介護リフォームの施工内容をチェック
介護用に浴室のリフォームを検討している方も、多いのではないでしょうか。
介護用に浴室をリフォームすれば、被介護者はもちろん介護者の負担も軽くすることが可能です。
今回は、介護用に浴室リフォームをする重要性、介護リフォームの仕事内容、介護浴室リフォームの事例についてお話します。
さらに、介護用の浴室リフォームに使える補助金もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
介護用に浴室リフォームをする重要性
介護用に浴室リフォームをする重要性は、以下の通りです。
- 被介護者が安全に入浴できる
- 介護者の負担を軽くできる
上記2点についてお話します。
被介護者が安全に入浴できる
浴室を介護用にリフォームすれば、被介護者の安全な入浴につながります。
高齢の方や身体に不自由がある方は、どうしても入浴が困難になるもの。
一般的な浴室を使用し続けることで、溺水や転倒などの事故が発生してしまうケースも十分考えられます。
介護用リフォームなら、このような事故を事前に対策できるのはもちろん、被介護者だけでの入浴も叶うかもしれません。
1人で入浴することが可能になれば、精神面でもプラスに働き、より充実した生活を送れるようになる可能性もあります。
介護者の負担を軽くできる
介護用に浴室をリフォームすることで、介護者の負担も軽減できます。
毎日、被介護者の入浴をサポートするのは、肉体的にも精神的にも重圧がかかりますよね。
中には、仕事など日々の生活が忙しいことから手が回らなくなり、被介護者の入浴は2日に1度にしている方もいるかもしれません。
しかし、介護用に浴室をリフォームして手すりなどを付ければ、今までよりもぐっとサポートが少なくなるでしょう。
被介護者だけで入浴することができた場合、介護者自身の時間を有意義に使うことができます。
介護用の浴室リフォーム。施工内容は?
介護用の浴室リフォームを行う場合、主な施行内容は以下の通りです。
- 床材を変える
- 段差を撤去する
- 手すりを設置する
- 浴槽を変える
- バスリフトを設置する
- 浴室暖房乾燥機を設置する
上記6種類の施行内容についてお話します。
床材を変える
介護用の浴室リフォームとして、床材の変更を検討してみてはいかがでしょうか。
昔ながらの浴室ではタイルの床が多いですが、滑りやすく硬いので事故につながってしまうかもしれません。
床材の中には、滑りにくいものや暖かさを感じられるもの、転倒した際も衝撃を吸収できるものなどがあります。
お風呂に入っている際に、足に触れ続けている床材を変更すれば、安心して入浴することができますね。
段差を撤去する
脱衣所と浴室の段差を撤去すれば、被介護者に安全なお風呂環境を作ることができます。
あまりにも高い段差があると、転倒の原因にもなりかねないので、2cm以下にすることがおすすめです。
一方で、低すぎる段差にすると、浴室の水が流れ出るリスクもあります。
どれくらいの高さにするかはリフォーム業者に相談し、水漏れが心配な場合は防水機能や排水機能を備えた浴室にしてみましょう。
手すりを設置する
介護用の浴室リフォームで多いものとして、手すりの設置も挙げられます。
立ち上がるときや、お風呂をまたぐときなど、複数の手すりがあると安心して入浴することができるでしょう。
手すりを設置するときに考慮すべきなのが、「被介護者にとってどの位置にあれば使いやすいか」ということ。
誤った場所に設置してしまうと、せっかくの手すりが使われなくなるので注意してください。
浴槽を変える
高さの低い浴槽に変えることも、介護用の浴室リフォームにぴったりです。
浴槽に高さがある場合、被介護者がまたぐ際にバランスを崩してしまい、転倒することがあります。
また、縁が広い浴槽を選べば、腰掛けやすくつかまりやすいので、そちらも併せて検討してみましょう。
バスリフトを設置する
バスリフトとは、電動で座面が昇降する製品のことです。
浴槽での立ち座りや出入りをサポートをしてくれるので、被介護者と介護者のどちらにとっても、肉体的・精神的な負担を軽くすることができます。
バスリフトの種類は様々であり、簡単に設置できるものから工事が必要なものまで販売されているので、用途に適したものを選んでみてください。
浴室暖房乾燥機を設置する
浴室暖房乾燥機を設置し、ヒートショックを防ぎましょう。
ヒートショックとは、急激な温度変化によって身体がダメージを受ける現象です。
急激に血圧が上下するため、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こすリスクがあるとされています。
ヒートショックの対策として有効なのが、家の中の温度差を少なくすることです。
浴室暖房乾燥機で事前に浴室を暖めておけば、冬でもヒートショック対策ができるでしょう。
介護浴室リフォームの事例
商品名 | フロア・ビューティ
→価格表 |
施行箇所 | タイル壁、壁、浴槽 |
こちらは、弊社「クラシフ」が実際に施工させていただいた介護浴室リフォームです。
要介護の高齢者がいらっしゃるお宅で、以下のお悩みに沿ってリフォームいたしました。
- お風呂が冷たい
- 床が滑りやすい
- 万が一転倒した場合に怪我をする可能性が高い
- なるべくお金をかけずにリフォームしたい
今回の施工は、介護保険の住宅改修に適応します。
一定の条件を満たせば1割の自己負担でリフォームが可能なので、できるだけ費用を抑えて施工したい方もお気軽にご相談ください。
【マンション】介護浴室リフォームの事例
介護用の浴室リフォームに使える補助金
介護用の浴室リフォームに使える補助金として、以下の2種類をご紹介します。
- 介護保険
- 地方自治体の補助金
補助金を利用して、費用を抑えながら介護浴室リフォームを行なっていきましょう。
介護保険
下記の条件を満たす場合、介護保険の住宅改修の対象になると考えられるため、所得によって1〜3割の自己負担額でリフォームすることができます。
【介護保険の住宅改修の対象】
- 要支援1~2、もしくは要介護1~5のいずれかの認定を受けている
- 介護保険被保険者証に記載されている住所の自宅に住んでいる
限度額は20万円なので、事前にリフォーム箇所に優先順位をつけておくと良いでしょう。
地方自治体の補助金
地方自治体によっては、介護用の浴室リフォームに対して補助金を出してくれる場合もあります。
お住まいの自治体に問い合わせをしてみれば、もしかするとお得に施工を進められるかもしれません。
介護用の浴室リフォームなら「クラシフ」にお任せください!
介護用の浴室リフォームをお考えの方は、ぜひ浴室再生リフォーム業者「クラシフ」にご相談ください!
床材1つをとっても、断熱性能のあるもの・滑りにくいもの・クッション性のあるものなど、様々な種類をご用意していますので、現在のお悩みを解消できるはずです。
介護用に特化した施工内容以外にも、抗菌・抗カビ仕様で、手間がかからずきれいなお風呂を維持できるプランなど、ご要望に応じて最適な方法をご提案させていただきます。
介護用の浴室リフォームについて気になっている方は、お気軽にお問合せください。
まとめ
今回は、介護用に浴室リフォームをする重要性、介護リフォームの仕事内容、介護浴室リフォームの事例についてお話しました。
被介護者、そして介護者のどちらも使いやすい浴室を作り、日々の生活をさらに充実させていきましょう。
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