お風呂リフォーム、お金に関して知っておきたいことアレコレ

毎日使うことになるお風呂場は、高温多湿になりやすい箇所だけに、日々のケアも大事になります。
しっかりと換気やカビ対策を講じれば、10年、20年と問題なく綺麗な状態で使い続けることも可能です。

しかしながら、それでもリフォームの必要性が生じることもあるものです。
なぜなら、どんなに大切に使っていても、設備そのものの経年劣化を完全に食い止めることはできないから。

おおよそ15年から20年ほどお風呂場を使っているうちに、この経年劣化が目に見える形で顕在化するようになっていきます。
こうなったら近隣の業者に依頼してお風呂場のリフォーム工事に入ってもらうべきということですね。

ただ、リフォームにはそれなりの費用が発生してしまいます。
ほとんどの方は、その費用がどのぐらい掛かるのかについての予測は難しいことでしょう。

この費用、基本的には工事の規模によって変動が大きくなるわけですが、今回はお風呂場リフォームにおける費用面の知っておくべきポイント。
こちらを重点的にご説明していきたいと思います。

大前提として、見積もりを出してもらうことで費用は確定する！

お風呂場のリフォームって、一生のうちにそう何度も依頼するものではありません。
そのため、費用の相場が分からないという方もかなり多くいらっしゃいます。

具体的な数字を挙げますと、あくまでも平均ですが通常、お風呂場のリフォームでは700,000～1,200,000円ほどの費用が発生します。
この数字に加えて、ジェットバス、浴室暖房の増設などのオプションを加えれば、当然金額はさらに高くなっていくこととなります。

いずれにしましても、決して安い工事ではないと考えておくべきですね。
それだけに実際の工事に入る前に、どんな業者でも必ず、事前に見積り書を提示しています。
その見積もりにある額面が、工事費用となる……とお考えいただければと思います。

どのような方向性のリフォームを希望するのかについて、額面は増減します。
簡単な作業で見た目を綺麗にする工事もありますので、そういった工事を依頼すれば、それだけ費用は一気に安くなるでしょう。

劣化具合によっては、見積書からさらに足が出る場合も…

ただし、見積もりを出してもらって工事に入ったにも関わらず、場合によってはさらに追加費用が発生するケースも存在します。
この原因は、お風呂場の壁を取り除いた際に、思った以上に劣化が進んでいて、さらに補修などが必要であることが発覚したパターン。
言ってみれば外からでは専門家ですらも把握できなかった事態が、工事が進むことで明らかになることもあるということですね。

この場合、放置したまま工事を進めると根本の問題が解決していないことになりますので、苦肉の策ではありますが、追加費用の捻出を考えたほうが良いでしょう。

もちろん、そんな事例は基本的には滅多に発生いたしません。
リフォーム間隔がよほど何十年も開いてしまったような場合に考えられる事態なので、あまり気にすることはありません。

工事費用は分割対応可というケースがほとんど

見積もりに表記されている金額。これが工事の費用になるわけですが、気になるのはいつ支払うのかということではないでしょうか。
業者ごとに異なる場合もあるため一概には書けませんが、基本的には分割での支払いは可能です（もちろん、一括支払いも可）。

たとえば工事の規模が大きい場合は、最初の契約締結時に着手金を払い、それから工事が完了した後に残りの金額を支払うといった感じで、ある程度の分割には対応しています。
相談すればさらに3回払い、5回払いなどの相談に乗ってくれる工事業者が大半です。

額面は大きい工事になりがちなお風呂リフォームですが、分割払いができることがほとんどと考えると、支払うための敷居はグッと低くなるでしょう。

ただ、お金の絡む話なので後でグダグダにならないよう、契約時に事前に支払いのスケジュールを決めておくのが無難です。

賃貸物件の場合、工事の段取りと支払いはどうすればいい？

ところで、賃貸物件のリフォームについては、どう動くべきなのかということについても、紹介しておきましょう。
持ち家暮らしの方であっても、賃貸物件暮らしの方であっても、お風呂場の経年劣化は等しく訪れる問題ですから。

大家さんに頼ろう！

賃貸物件。例えば貸家やマンションなどにお住まいで、お風呂場の調子が悪くなったり、壁が古くなったりといった場合には、まずは大家さんに連絡することで、大抵はすんなり進みます。

大家さんに内見してもらい、出入りの業者さんに依頼までやってもらうというのが、一番よくある流れではないでしょうか。
この場合は当然その費用も大家さん持ちとなりますから、費用がいくら掛かろうとその家に住んでいる人にとっては気にするものではありません。

引っ越して日が浅い、あるいは引っ越しから随分経過して大家さんの連絡先が分からないといった場合は、管理人さんに連絡してもらうのも手ですね。
管理人室がある建物ならそこに相談すれば良いですし、ない場合でもマンションやアパートの場合は定期的に清掃などの管理で出向いてくるはずなので、そのタイミングで相談してみましょう。

ただし最低限のリフォームで済ませるケースが一般的ですので、個人的な注文はほぼ通らないとおぼえておきましょう。

大家さんが協力的でない場合は、自分で動くしかない…

一方で、大家さんも十人十色。中にはいつの間にか建物の所有者が変わっていて、新しい所有者は実際にその建物を内見したことすらないというパターンもあります。
こういう場合、あまり率先してリフォームの段取りをつけてくれないことがあるんですよね……。

ただし、生活する上で弊害が出ているのであれば、大家さんに許諾を取ってリフォームを進めることは可能ですし、当然費用もそちら持ちとなります。

面倒ですが、お金の心配はないため自力で近隣の業者を当たることにしましょう。
そして見積もりが出たらFAXなりpdfなりで大家さんに見てもらい、確認が取れたら正式に工事を依頼するという感じですね。
実際こういった流れでのリフォーム、やってみると分かるのですが、正直めんどくさいですけどね。

物件によっては好きなようにリフォームしてもOKという場合はある！

ちなみに、築年数が古い賃貸物件の場合、業者にリフォームを依頼する際に大家さんから「好きなように工事してもらっていいですよ」といわれる場合もあります。
この場合は最低限の補修だけにとどまらず、オプションを増設してもOKということなので、お財布に余裕があればついでに依頼しても良いでしょう。

ただし、あまり詰め込み過ぎるとお風呂場が狭く感じられるようになりますので、そのオプションが本当に必要かどうかは、よくよく考えることも大切です。

見積書は依頼者が目を通すだけでは正当な請求か分かりにくいので、相見積もりを活用しよう！

見積書の現物を見たことがある方ならよく分かると思うのですが、工事に必要になった資材などの名称と金額が並ぶ事務的な書面になっています。
工事にあまり造詣が深くない方にとっては、「なんだこれは」と思ってしまう目録が並ぶことになりがち。

そのため、その工事費用が適正なのか、そうでないのかはなかなか判別が難しいということもあります。
このような混乱を避けるには、複数の業者による相見積もりを依頼するのも重要ですね。

いくつかの業者にそれぞれ提出してもらった見積書を見て、費用面のギャップの有無をチェックすることも可能です。

今あるものを極力活かすリフォームなら、費用は格安！

先に書いておりますように、お風呂のリフォームには700,000～1,200,000円ほどの費用が発生します。
ただし、工事の規模をなるべく小さくし、必要最低限の作業だけにとどめることで、額面はここからグッと少なくすることは可能になります。

たとえばクラシフは、元々あるお風呂場の環境、資材をリメイクする工法で生まれ変わらせることを得意とする業者です。
このリメイクによって、廃材の発生を防ぐことが可能です。
廃材が出なければ、その処分費用も発生しないため、既存の工法と比較すると、費用は抑えられるという理屈ですね。

クラシフの提供するリメイク工事の費用は90,000～600,000円の範疇となります。
もちろん、それなりに手の掛かる工事の場合は数十万円規模となりますが、それでも一般的なリフォームと比較すると格安。

さらに工期も短く作業が完了いたしますので、新品同様のリフォームを少しでも安く依頼したいという場合はクラシフにぜひご相談ください。
関東一円を対象に、いつでも迅速に対応させていただきます！