コラム

タイルのお風呂をリフォームしたい方へ|在来工法の浴室・工事の流れ・費用を解説

昔ながらのタイル張りのお風呂は、見た目に風情がある一方で、冬の寒さや掃除のしにくさ、経年劣化などが気になりやすい浴室でもあります。
そのため、「そろそろリフォームしたいけれど、どの方法を選べばよいのか分からない」「工事の流れや費用の目安を知りたい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

タイルのお風呂のリフォームには、補修・張り替え・ユニットバスへの交換など、いくつかの方法があります。
それぞれに向いているケースや費用感、工事の進め方が異なるため、今の浴室の状態に合った方法を選ぶことが大切です。

この記事では、在来工法の浴室の特徴から、タイル風呂のリフォーム方法3選、ユニットバスへ交換する工事の流れ、さらに費用を考えるうえでのポイントまで、分かりやすくご紹介します。
リフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

在来工法の浴室とは?

在来工法の浴室とは、現場で一つひとつ作り上げる昔ながらのお風呂のことです。
ユニットバスのように工場であらかじめ製造されたものを組み立てるのではなく、壁・床・天井・浴槽などを、現場で職人が仕上げていきます。

そのため、浴室の広さや形、使う素材などを自由に決めやすく、こだわりのある空間をつくりやすいのが特徴です。たとえば、タイル張りのお風呂や、木のぬくもりを感じるヒノキ風呂、大理石を使った高級感のある浴室なども、在来工法でつくられることがあります。

一方で、現場での施工が多くなる分、工期が長くなりやすく、費用も高くなる傾向があります。また、タイルの目地などがあるため、日々のお手入れに手間がかかる点もデメリットとして挙げられます。

このように在来工法の浴室は、自由度の高さが魅力である一方、コストやメンテナンス面では注意が必要なお風呂といえます。

ユニットバスとは

ユニットバスとは、壁・床・天井・浴槽などをあらかじめ工場で製造し、現場で組み立てるタイプの浴室です。防水性の高い部材を使用し、部品ごとに搬入して設置・接続していくため、比較的短期間で施工できるのが特徴です。近年では「システムバス」と呼ばれることも増えています。

ユニットバスの大きな利点は、浴室全体に隙間が少なく、断熱性を高めやすい点です。そのため、在来工法の浴室に比べて室内が暖かく、冬場でも快適に使いやすい傾向があります。また、施工方法が規格化されているため、職人の技術差が仕上がりに影響しにくく、品質を安定させやすい点も魅力です。

タイル風呂のリフォーム方法 3選

タイル張りの浴室リフォームでは、主に以下の3つの方法が選ばれます。

1.タイルの補修

部分的なヒビ割れや目地の劣化を補修する方法です。軽度の劣化であれば、低予算かつ短時間で対応できるため、費用を抑えたい方に適しています。 

費用相場:2万円~

工期:数時間〜1日

メリット:低コスト、工期が短い、手軽に始められる

デメリット:劣化の根本解決にはならない、見た目が完全に元通りとは限らない

補修の具体的な手順

タイルのヒビ割れを補修する際は、以下の手順で行います。

  1. 水気と汚れの除去
    補修を行う前に、ヒビ割れ周辺のタイルを乾いた布やブラシで拭き、水気や汚れをしっかりと取り除きます。清潔な状態にすることで、補修材の密着性が向上します。
  2. 養生作業
    ヒビ割れ箇所の周辺をマスキングテープなどで養生し、補修材が周囲のタイルに付着しないように保護します。
  3. コーキング剤の充填
    ヒビ割れた部分に、市販のコーキング剤や目地補修材を丁寧に埋め込んでいきます。ヘラや指先を使って、隙間なく均一に充填しましょう。
  4. 余分な補修材の拭き取り
    充填後、はみ出したコーキング剤をすぐに乾いた布やウェスで拭き取ります。硬化前に処理することで、仕上がりが綺麗になります。
  5. 養生の除去
    補修材が完全に硬化する前に、養生用のマスキングテープを優しく剥がします。硬化後に剥がすと、タイル表面を傷つける恐れがあるため注意が必要です。

自分で補修する際のポイント

タイルの表面の欠けやヒビ割れは、市販のコーキング剤や目地補修材を使用することで、自分でも補修が可能です。ただし、事前に必要な材料や道具を準備しておくことが重要です。

必要な材料・道具

  • コーキング剤(浴室用防水タイプ)
  • 目地補修材
  • マスキングテープ
  • ヘラやスパチュラ
  • 乾いた布やウェス
  • ブラシ(汚れ落とし用)

これらの材料を事前に揃えておくことで、作業をスムーズに進められます。また、補修作業は換気を十分に行い、安全に注意しながら行いましょう。

補修の限界と注意点

補修は軽度の劣化に有効ですが、タイルの剥がれや広範囲のヒビ割れ、防水層の劣化が疑われる場合は、専門業者による点検や張り替えを検討する必要があります。補修を繰り返すことで、かえって劣化が進行する可能性もあるため、適切なタイミングでリフォームを検討しましょう。

 

2.タイルの張り替え

劣化したタイルを新しいタイルに全面的に張り替える方法です。タイルのデザインや色を自由に選べるため、浴室の雰囲気を一新したい方に適しています。

 

費用相場:20万円〜50万円

工期:数日〜1週間

メリット

  • イメージチェンジが容易
    タイルのまま浴室の雰囲気を変えることができます。色や形状の選択肢が豊富で、自分好みのデザインにカスタマイズ可能です。
  • デザイン自由度の高さ
    タイルは他の浴室壁材に比べてデザインが圧倒的に豊富です。色、柄、サイズ、素材など、多様な選択肢から自分に合ったタイルを選べます。
  • 既存のタイルを継続利用
    タイルの耐久性を活かし、リフォーム後もタイル材の壁を維持できます。

デメリット

  • 浴室が数日間使用できない
    張り替え工事には通常2〜4日かかり、その間はお風呂が使用できません。仮のシャワー設備や近隣の入浴施設の確保が必要です。
  • 目地の掃除の手間
    タイルの目地は汚れが溜まりやすく、掃除の手間がかかります。ユニットバスの壁材に比べて、メンテナンスの負担が大きい点に注意が必要です。

張り替えが必要なケース

タイルの張り替えは、以下のような症状が見られる場合に検討が必要です。

  • 広範囲にわたるヒビ割れや欠け
    一部分だけでなく、浴室全体にわたって複数のタイルにヒビや欠けが生じている場合、補修では対応が難しく、張り替えが必要です。
  • 下地まで達する深いヒビ
    タイル表面だけでなく、内部の下地までヒビが及んでいる場合、防水機能が損なわれている可能性が高く、早急な張り替えが推奨されます。
  • タイルの浮きや剥がれ
    タイルが壁や床から浮き上がっている、あるいは剥がれかけている状態は、接着剤の劣化や下地の不具合が原因です。このまま放置すると、タイルが落下する危険性もあるため、張り替えを検討しましょう。
  • 長年の使用による経年劣化
    10年以上経過した浴室では、タイルや目地材の劣化が進行し、防水性や美観が低下していることがあります。このような場合、部分的な補修では根本的な解決にならないため、全面的な張り替えが適しています。

張り替えの具体的な手順

浴室のタイルを張り替える際は、以下の手順で行います。

  1. 既存タイルと目地の除去
    劣化したタイルと目地材をハンマーやチゼル(たがね)を使って丁寧に取り除きます。下地を傷つけないように注意しながら作業を進めます。
  2. 下地処理と塗料の塗布
    除去後の下地を清掃し、均一に下地塗料を塗布します。これにより、新しいタイルの密着性が向上します。
  3. タイルの貼り付け
    目地の幅を均一に保ちながら、新しいタイルを丁寧に貼り付けていきます。タイルレベルラー(水平器)を使用して、水平を確認しながら作業することが重要です。
  4. 目地材の充填
    タイルが固定された後、目地材をヘラを使って隙間なく埋め込んでいきます。目地材は防水性の高い浴室用を選びましょう。
  5. 仕上げ清掃
    目地材が完全に硬化する前に、タイル表面に付着した余分な目地材を湿らせたスポンジや布で拭き取り、綺麗に仕上げます。
DIY と専門業者への依頼

一部のタイルを張り替える程度であれば、DIYで対応することも可能です。ただし、広範囲のタイルを張り替える場合は、専門業者への依頼がおすすめです。業者であれば、短時間で綺麗に仕上げるだけでなく、防水性や耐久性も確保できます。

リフォーム費用の目安

在来浴室のタイルを全面張り替える工事にかかる費用は、およそ20万円〜50万円です。

  • 床のみの張り替え:6万円〜15万円
  • 壁のみの張り替え:20万円〜40万円

なお、費用は使用するタイルの価格や下地の状態によって大きく変動します。高品質なタイルや特殊なデザインを選ぶと、費用がさらに高くなる可能性があります。

張り替えがおすすめな人

以下のような方には、タイルの張り替えが適しています。

  • タイル張りの浴室が好き
    タイルの質感やデザインを気に入っており、リフォーム後もタイル材の壁を希望する方。
  • 水栓などの使い勝手を変えたくない
    既存の水栓や設備の配置を維持したい方。
  • タイルの傷みが大きいが、予算が限られている(10万円台)
    ユニットバスへの交換よりは費用を抑えたいが、壁の交換が必要な方。
  • デザインにこだわりたい
    タイルの豊富なデザインから、自分だけのオリジナル浴室を作りたい方。

3.ユニットバスへの交換

在来浴室をユニットバス(システムバス)に交換する工事です。防水性、断熱性、清掃のしやすさなど、機能性を大幅に向上させることができます。ただし、工事内容が多岐にわたるため、費用は他のリフォーム方法よりも高くなります。

 

費用相場:90万円〜180万円

工期:1週間〜10日程度

メリット:防水性・断熱性が向上、清掃が容易、デザインや機能の選択肢が豊富

デメリット:費用が高額、工期が長い

費用の詳細

ユニットバスへの交換工事では、以下のような内訳が一般的です。

  • 浴室の解体・廃棄処分: 約32万円
    既存のタイルや浴槽、壁などを撤去し、適切に処分する費用です。
  • 床の基礎工事やドア枠の設置: 約18万円
    ユニットバスを設置するための土台作りや、出入り口の枠などを整備する工事です。
  • ユニットバス本体の価格と設置: 約60万円
    メーカーやグレードによって価格が異なります。標準的なモデルでもこの程度の費用がかかります。
  • 給排水・ガス・電気工事: 約10万円
    水回りやガス、電気設備の再接続や配管工事が必要です。

これらを合計すると、総工費は約120万円前後となります。さらに、高価格帯のユニットバスを選んだ場合、本体価格が上昇するため、総工費もそれに応じて高くなります。

 

高価格帯のユニットバスを選ぶ場合の注意点

ユニットバスには、標準モデルから高機能・高級モデルまで、さまざまなグレードがあります。高価格帯のユニットバスを選ぶと、以下のようなメリットがあります。

  • デザイン性が高い: 高級感のある素材やデザインが選べます。
  • 機能性が豊富: 温水洗浄便座、追い焚き機能、ミストサウナなど、多様な機能を追加できます。
  • 耐久性が向上: 高品質な素材を使用しているため、長期的な耐久性が期待できます。

ただし、これらの機能やデザインを追加すると、本体価格が100万円を超えることもあり、総工費が150万円〜200万円以上になるケースもあります。予算とライフスタイルを考慮し、必要な機能を見極めることが重要です。

 

在来浴室からユニットバスへリフォームする流れ

ここでは、在来浴室からユニットバスへリフォームする際の一般的な工事の流れを、できるだけ分かりやすくご紹介します。

 

1.まずは養生を行う

工事の最初に行うのが「養生(ようじょう)」です。  

これは、浴室のまわりや廊下、洗面室などに傷や汚れがつかないよう、シートなどでしっかり保護する作業です。

在来浴室の解体では、タイルの破片やホコリが出やすいため、工事中の周辺部分を守る大切な工程になります。

 

2.既存の浴室を解体する

次に、今使っている浴室を解体していきます。  

浴槽やタイル張りの壁・床、天井まわりなどを撤去し、新しいユニットバスを入れるためのスペースを確保します。

この作業では音やホコリが出ることがあるため、事前に工事内容を確認しておくと安心です。

 

3.配管や電気の工事を行う

浴室を解体したあとは、給水・給湯・排水などの配管や、照明・換気扇・リモコンなどの電気工事を行います。  

ユニットバスを正しく設置するために、必要な位置へ配管や配線を整えていく重要な工程です。

 

4.土台を整える

ユニットバスは、水平で安定した土台の上に設置する必要があります。  

そのため、床部分にコンクリートを打設したり、必要に応じて下地を調整したりして、ユニットバスを置く準備を整えます。

なお、コンクリートは打設してすぐに次の工程へ進めるわけではなく、乾燥までに1日ほどかかるため、少し乾燥期間を設ける必要があります。
この工程をきちんと挟むことで、仕上がりや使い心地にも差が出ます。

 

5.ユニットバスを組み立てる

土台が整ったら、いよいよユニットバスの組み立てです。  

床、浴槽、壁パネル、天井などを順番に組み立て、浴室の形を完成させていきます。

現場で一つずつ作っていく在来工法とは違い、あらかじめ工場で作られた部材を組み立てるため、工事が比較的スムーズに進みやすいのが特徴です。

 

6.接続・内装の復旧をする

ユニットバスの設置が終わったら、給排水の接続や電気設備のつなぎ込みを行います。  

あわせて、浴室の入口まわりや脱衣所側の壁・床・ドア枠などを元どおりに仕上げていきます。

 

7.最終確認と清掃をして完了

最後に、水漏れがないか、設備が正常に動くかなどを確認し、清掃をして工事完了となります。  

ここまで終わると、新しいユニットバスが使える状態になります。

 

どのリフォーム方法を選ぶべき?

浴室のリフォームには、補修・張り替え・ユニットバスへの交換など、いくつかの方法があります。  

どの方法が適しているかは、予算や工期、劣化の状態、そして仕上がりへのこだわりによって変わってきます。

以下に、それぞれの選び方を分かりやすくまとめました。

判断ポイント

補修

張り替え

ユニットバスへの交換

予算と工期

できるだけ費用を抑えたい方に向いています。

補修よりは費用と工期がかかりますが、見た目をしっかり整えやすい方法です。

費用は比較的高めですが、快適性や機能性を大きく高めやすい方法です。

劣化の程度

軽度のヒビや目地の劣化であれば対応可能です。

タイルの破損がある場合や、広い範囲で劣化している場合に適しています。

防水性や断熱性も含めて、根本的に見直したい場合に向いています。

デザインや機能へのこだわり

今ある状態をできるだけ活かしたい場合に向いています。

デザイン性を高めたい方にも検討しやすい方法です。

清掃のしやすさや断熱性、使いやすさを重視したい方におすすめです。

 

補修が向いているケース

軽いヒビや目地の傷みなど、劣化が比較的少ない場合は、補修で対応できることがあります。  

費用を抑えながら、必要な部分だけを直したい方に向いています。

 

張り替えが向いているケース

タイルの割れや広範囲の傷みがある場合は、張り替えを検討するとよいでしょう。  

見た目をきれいに整えやすく、デザイン性も高めやすい方法です。

 

ユニットバスへの交換が向いているケース

お風呂の寒さや掃除のしにくさ、使い勝手の悪さをまとめて改善したい場合は、ユニットバスへの交換がおすすめです。  

断熱性や清掃性が高く、毎日快適に使いやすい浴室にしやすいのが大きな魅力です。

 

リフォームの費用を抑えるためには

リフォーム費用を抑えるためには、以下のポイントに注意しましょう。 

1.補助金が使えるか確認する

自治体によっては、住宅リフォームに対する補助金制度があります。お住まいの地域の情報を確認し、活用できる制度があれば積極的に利用しましょう。

 

2.複数の業者から見積もりを取って比較する

リフォーム費用は業者によって異なるため、複数の業者から見積もりを取り、比較することが重要です。信頼できる業者を選ぶことで、施工の質も向上します。

 

3.軽度の劣化は補修で対応

劣化が軽度であれば、補修で対応することで費用を抑えられます。定期的なメンテナンスを心がけることで、大規模なリフォームを防ぐことも可能です。

 

タイル張り浴室のリフォーム前に知っておきたい注意点

タイル張りの浴室(在来浴室)を使用している場合、劣化やトラブルを未然に防ぐために、以下のポイントに注意しましょう。

1.タイルの割れ・ヒビ割れは早めに対処する

タイルの割れやヒビ割れを放置することは避けましょう。その理由は以下の通りです。

  • 防水性の低下
    ヒビ割れや欠けを放置すると、浴室の防水性が低下し、水が浸み込みやすくなります。
  • カビ発生のリスク
    水が溜まった部分にカビが発生しやすくなり、衛生的な問題を引き起こす可能性があります。
  • 構造部材への悪影響
    タイルの内部にある柱や土台に水が浸み込むと、木材が腐食し、家全体の補修が必要になるケースもあります。

したがって、タイルの割れやヒビに気づいたら、早急に対処することが重要です。

2.表面の欠けやヒビ割れはDIYで補修可能

タイル表面の軽度の欠けやヒビ割れであれば、自分でも補修が可能です。

  • 必要な材料を事前に準備
    コーキング剤や目地補修材など、必要な材料を事前に調べ、作業中に不足しないよう多めに用意しておきましょう。
  • 下地まで割れている場合は専門業者へ
    下地までヒビが達している場合、DIYでの補修では不十分です。水が浸入して下地が劣化するリスクがあるため、一度タイルを剥がして下地を補修する必要があります。このようなケースでは、リフォーム会社への依頼が不可欠です。

3.リフォーム依頼は繁忙期を避けるのがおすすめ

浴室のリフォームを計画する際は、施工時期にも注意しましょう。

  • 浴室が使用できない期間
    リフォーム中は浴室が使用できなくなるため、銭湯や近隣の入浴施設を利用する必要があります。夏場は汗を流しても帰り道に再び汗をかき、冬場は湯冷めのリスクがあります。
  • 繁忙期の回避
    春の3月〜4月は引っ越しシーズンと重なり、リフォーム業者も繁忙期となります。この時期は工事が希望通りに進まないことや、商品の納品に時間がかかる可能性があります。
  • おすすめの時期
    気候が安定し、作業に適した10月〜11月の秋にリフォームを完了させるのが理想的です。商品の選定や見積もりを考慮すると、2カ月前の8月頃から業者に相談を始めるのが良いでしょう。

4.浴室タイルのリフォームは業者への依頼が安心

浴室のタイルリフォームは、軽度の補修であればDIYでも対応可能ですが、以下のようなケースでは専門業者への依頼がおすすめです。

  • 破損が激しい場合
    タイルの破損が広範囲にわたる、あるいは下地までヒビが入っている場合は、DIYでは対応が困難です。
  • 床タイルの施工
    床タイルの施工は、水漏れを防ぐための下地処理や、耐水性・耐久性のあるタイルの選定が不可欠です。専門知識と技術が必要となるため、業者への依頼が安心です。
  • 信頼できる業者の選び方
    満足度の高いリフォームを実現するためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。複数の業者から見積もりを取り、施工実績や評判を確認しましょう。

浴室リフォームの費用は何で決まる?見積もり前に知っておきたいポイント

浴室リフォームの金額は、今のお風呂の状態や選ぶ製品、工事の内容によって大きく変わります。そのため、ひとことで相場を伝えるのは難しいのが実情です。 

ここでは浴室リフォームの費用が変わる理由と、見積もりを見る際のポイントを分かりやすくまとめました。 

浴室リフォームの費用は、主に次のような要素で決まります。 

費用に影響する要素

内容

既存浴室の種類

在来工法かユニットバスかで、必要な工事内容が変わります。

浴室の広さ・形状

浴室が広いほど、製品代や工事内容に差が出やすくなります。

解体・撤去の範囲

既存の浴槽、壁、床、天井などをどこまで壊すかによって変わります。

土台や下地の状態

床下や土台に傷みがある場合は、補修費が追加になることがあります。

配管・電気工事

給排水や照明、換気扇、リモコン工事などの内容によって変わります。

商品グレード

選ぶユニットバスの仕様やオプションで価格差が出ます。

内装復旧工事

浴室入口まわりや脱衣所側の仕上げ工事が必要になる場合があります。

 

見積もりに含まれる主な費用

浴室リフォームの見積もりは、1つの金額だけで見るのではなく、何に費用がかかっているかを確認することが大切です。 

項目

内容

本体価格

ユニットバス本体や浴槽などの商品代です。

解体・撤去費

既存の浴室を壊して撤去する費用です。

施工費

組立、設置、配管、電気工事などの費用です。

下地補修費

床や土台、壁などに傷みがある場合の補修費です。

諸経費

養生、現場管理、廃材処分などにかかる費用です。

 

特に、古い在来浴室からユニットバスへリフォームする場合は、解体して初めて土台の傷みが分かることもあります。そのため、追加工事が発生する可能性も含めて見ておくと安心です。 

見積もりを見るときのポイント

費用を比較するときは、総額だけで判断しないことが大切です。 

– 本体価格だけでなく、工事費の内容も確認する。

– 解体や撤去、廃材処分が含まれているか確認する。

– 諸経費に何が入っているか確認する。

– 追加費用が発生する条件を事前に聞いておく。

 

同じ「浴室リフォーム」でも、どこまで工事に含まれているかで金額は変わります。  

そのため、見積もりは金額の大小だけでなく、内容の違いを比べることが重要です。 

 

まとめ

タイル張りの浴室は、昔ながらの風情がある一方で、寒さや掃除のしにくさ、劣化への対応が気になることもあります。
リフォーム方法には補修・張り替え・ユニットバスへの交換があり、どれを選ぶかは浴室の状態やご予算、仕上がりの希望によって変わります。

軽度の傷みなら補修、見た目を整えたいなら張り替え、快適性や機能性を重視するならユニットバスへの交換が選択肢になります。
費用を考える際は、総額だけでなく見積もりの内訳や追加費用の有無を確認しながら、納得のいく方法を選ぶことが大切です。

 

当社クラシフ施工の事例紹介

事例1タイル張り浴室の改善事例

戸建て/施工日数3日/施工費75万円

施工ポイント

今回の施工は、戸建て住宅の浴室リフォームで、施工日数は3日間でした。
既存のタイル張り浴室は、FRP浴槽の吹付塗装床シート貼り天井・壁パネル貼りを行い、浴室全体を明るく清潔感のある空間へと仕上げています。

浴槽はソフトホワイトで塗装し、やさしく清潔感のある印象に。
床にはアイカ工業のあったかシート(BFF24ホワイト)を採用し、見た目の明るさに加えて、足元のひんやり感をやわらげる工夫をしています。

また、天井と壁はアイカ工業のパネル(BFG18344)を使用し、タイル張りの箇所をすべてパネル仕上げに変更しました。
これにより、目地のお手入れがしやすくなり、見た目もすっきりとした浴室に生まれ変わりました。

施工費は75万円でした。
タイル張りの浴室は、ユニットバスへの交換だけでなく、壁のタイルをパネルに変更する方法でも印象やお手入れのしやすさを改善できます。
実際の施工例では、タイル壁からパネル貼りへ変更することで、見た目がすっきりし、日々のお掃除もしやすくなりました。

お客様の声

古いタイル張りのお風呂だったので、冬場の寒さや掃除のしにくさが気になっていました。
今回、浴槽・床・壁・天井をきれいにしていただき、浴室全体がとても明るく快適になりました。

特に、床がやわらかく感じられて足元の冷たさが軽減されたことや、壁の目地掃除を気にしなくてよくなったことがうれしいです。
3日間でここまできれいになるとは思っていなかったので、お願いして本当によかったです。

 

事例2 浴室タイルの悩みを解消する床シート施工

戸建て/施工日数1日/施工費11万円

施工ポイント

浴室の床に使われているタイルは、お手入れのしづらさが気になるポイントでした。そこで今回は、アイカ工業のあったかシートBFF22 ブラウンを採用し、床シートを施工しました。見た目の印象をやわらげながら、掃除のしやすさにも配慮した仕上がりとなっています。施工は1日で完了し、暮らしへの負担を抑えながら浴室の使い勝手を改善することができました。

お客様の声

浴室の床のタイル掃除が毎回大変でしたが、シートを貼ることでお手入れがぐっと楽になりそうです。見た目も落ち着いたブラウンで浴室の印象がやわらかくなり、1日で工事が終わったのも助かりました。お願いしてよかったです。

 

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