コラム

浴槽の交換をする上で知っておきたいFRPとホーロー風呂の工事費用の違い

浴室でシャボン玉遊びをする子ども

お風呂場をリノベーションするにあたって、みなさんが一番重視するポイントと言うと、やっぱり浴槽でしょう。
この浴槽には、様々な素材・種類が存在しています。
今回は、中でも需要の高いFRPとホーロー風呂に焦点を絞り、具体的な工事費用を参照したそれぞれの特徴、利点に関するお話をしていきましょう。

広い浴槽に取り替えれば、悠々とした入浴が毎日楽しめます。
浴室全体をリノベーションすることも大事ですが、特に床材や壁パネルに不満がないという場合、浴槽だけでも交換してみるというのは、良い選択ではないでしょうか。

広さ以外にも浴槽自体の材質や特製にこだわってみるのもいいでしょう。

なるべく自分が納得できる、好みの入浴環境を構築するためにも、浴槽の取り替えに関しては、ちょっと贅沢になるべきです。

近々でリノベーションをするという予定はなくても、漠然と「もうちょっとウチのお風呂、こうだったらいいのにな」というビジョンをお持ちの方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

 

FRPの特徴、メリットとデメリット

お風呂場に設置されている浴槽には、いろんな材質のものが存在しています。
たとえば以前から、銀色に鈍く輝くステンレス浴槽が広く流通していましたよね。

現在、そのステンレス浴槽と比肩して広く普及しているのが、FRPという素材で作られた浴槽です。

FRP浴槽には導入メリット多数!

FRP。繊維強化プラスチックで作られた浴槽は、普及率も高いだけあって導入費用も安いという特徴があり、これが特に集合住宅に設置する関係で言えば、大きなメリットとなっています。

また、住宅の浴室のサイズに応じたバリエーションも多数存在しているため、お風呂場の規模に合った浴槽も色々と用意されているのも利点ですね。

お風呂場のリノベーションにあたって、浴槽を交換したいという場合では、少しでも工事費用を抑えるためにFRPの浴槽を導入するのは有効な手段かもしれません。

広く普及しているため施工業者が立ち入っての改装も短期間で済むのも嬉しいところ。

ただし、ややキズが付きやすい…

一方でデメリットとして、大量に普及しているため、特別な浴室を演出する浴槽としては機能しにくい点は挙げられるところです。

また、繊維強化プラスチックといってもそこまで丈夫ではないので、粗雑に扱うとキズが残ってしまうのもネック。そのキズに汚れが蓄積してしまうと、かなり目立ってしまうことも……。

もちろん総合的に見ればFRP浴槽は、種類やサイズのバリエーションは豊富で、しかも費用自体もリーズナブル。
よほど乱暴に扱わない限りはキズも滅多には入らないため、非常に良い、浴槽の取り替え候補と言えるでしょう。

 

ホーロー風呂の特徴、メリットとデメリット

次は、ホーロー風呂についての簡単な導入のメリットとデメリットについて書いていきましょう。
このホーロー風呂も非常に人気の高い浴槽です。

熱伝導率が高くお湯が冷めにくい!

熱伝導率がステンレス風呂のように低いために保温性が高く、地域にはよりますが、冬場でもある程度の時間は追い炊き要らずで長時間快適な入浴が可能というメリットがあります。

さらにホーロー風呂もステンレスと同様、汚れを落としやすいという特徴も。

湿気とそれに伴うカビの発生にも強いので、FRP浴槽と比較してもかなりお手入れの手間は削減可能です。

やや重く、コストも高いのがデメリットと言えるかも…

一方でデメリットとして、比較的重量があること。そしてお手入れは簡単ながら導入費用はやや高めであること。
そしてやはり経年劣化によって錆が浮くことが考えられる、という欠点も有しています。

このうち経年劣化に関しては、そう簡単に遭遇するものではないですから、あまり心配する必要もないでしょう。

やっぱり気になるのは費用ですよね。こちらもデザインは多種多様ですが、大きさに比例して価格は高くなっていきます。

どういったホーロー風呂を導入したいのかについては、事前に施工業者にしっかりと要望と、それから予算について伝えておくことが大切です。

 

お風呂の浴槽交換にかかる費用は?

清潔な浴槽

ではここからは、お風呂の浴槽交換にかかる費用と、工事期間についての大まかな話をしていきたいと思います。

改装する規模や浴槽の種類、サイズによってこれは当然異なるのですが、株式会社クラシフの価格表を引用しますと、浴槽単体で115,500円(税込)~という価格になっております。

浴槽の下地素材がFRPの場合は115,500円から。

人造大理石の場合も同じく115,500円から。

そしてステンレス、ホーロー風呂の場合は少し価格が高くなり、143,000円からとなっています。

改装の際の浴槽のサイズによって価格は変動していきますが、目安として最低限このぐらいあれば浴槽の取り替えの費用が担保できると考えておくといいですね。

これに加えてさらに壁パネル、床などの交換もリノベ―ションに含めますと、費用はより高額にはなります。

ただ株式会社クラシフの価格表には、セットでの工事費用も照会されており、たとえばFRP浴槽と床の交換の場合、148,500円~と、視覚的に把握しやすい費用の“見える化”がなされています。

こちらの価格表を参考にしつつ、浴室改装の計画を立ててみて、大まかな工事費用を予測しておくと、見積もりを出してもらったときに想定とのギャップも少なくて済むでしょう。

 

浴槽の取り替え自体はさほど高額にならずにリノベーションが可能。では期間は?

上から見た浴槽

前述したように、お風呂の交換自体はそこまで高額な費用が発生せずに発注することが可能です。

一方で気になるのは工事にかかる期間ですよね。

お風呂が工事で使えないということは、お風呂に入れないということでもあります。

夏場は1日でも我慢ならないところですが、これに関してもなるべく早くに完了してもらうに越したことはありません。

弊社のウェブサイト上には「よくあるご質問」という項目が用意されており、そちらを見れば工事に当たって気になる要素に対する分かりやすい回答が並んでいます。

工事期間につきましては「工期について」という見出しに明るく、「リフォームの内容にもよりますが、1日~4日程度です」との記述を以てみなさまのご質問に対応させていただいております。

浴槽交換だけの場合は1日から2日。フルユニットで2~日。在来浴室の場合は3日から4日が目安になるとご理解いただけますと幸いです。

今回こちらの記事のテーマにあたる浴槽の取り替えの場合、よほど得意な浴室でない限りは1日、2日程度の工事で完了ということですね。

夏場であってもこれなら、せいぜい2日程度近隣の入浴施設を利用して、工事の完了を待てばOKということになりますから、時間的な制約はほぼ気にならないレベルでしょう。

 

施工業者による改装工事の見積もり依頼は株式会社クラシフへ

明るく大きな窓のある浴室

どんな工事や改装・入れ替えにも共通していることですが、まず「ここをリノベーションしたい」と思ったら、今の時代インターネットで検索して、見識を深めるものですよね。

実際の施工事例を画像で確認したり、予算を想像して貯蓄と照らし合わせたり。その時間はとても楽しいものです。

そうやってある程度リノベーションの方向性が固まったら、次は施工業者に見積もりの依頼をする段階。

多くの業者は無料で実見して、職人さんともディスカッションしつつ見積もりを提示してくれます。あとはその内容に納得できれば工事に着手するというのが一般的な流れです。

 

株式会社クラシフは、浴室のリフォームの現場調査について無料での相談をうけつけています。

電話でのお問い合わせは0120-999-146から(受付時間は9:00~18:00までとなっております)。

メールやLINEでの無料相談も受け付けております。▶︎▶︎無料相談・お見積り

「まず見積もりを出してもらって、それから考えたい」という方でも、ぜひお気軽にご連絡ください!