コラム

「冬のお風呂が寒くてつらい…」こういう場合、断熱機能を重視してお風呂場リフォームをするタイミングかも!

雪に覆われた家屋

突然ですが、皆さんのご自宅のお風呂場。冬場は極寒の地と化していませんか?

お風呂場が寒いと、入浴も億劫になるという方もいらっしゃるところです。
ただ、このような状態はお風呂場リフォームをすることで改善が可能です!

なぜなら大抵のケースにおいて、「なぜお風呂場が冷え込むのか」についての理由は既に判明しているから。
理由が分かれば、逆に寒くないお風呂場を作ることも可能になります。

そしてズバリ、冷え込みの一番の原因として考えられるのが、お風呂場そのものの断熱性の低さです。

ですので極論ですが、ここを改善することで、真冬でもお風呂場を快適に利用することは可能となります。

そこで今回は真冬でも暖かいお風呂場を求める方に対して、どうすれば断熱性の高いお風呂場リフォームが可能となるのか。
これについてご紹介していきたいと思います。

お風呂場・浴室の断熱が必要な理由

日本は四季折々の季節に彩られる国ですが、冬の冷え込みはたとえ西日本であっても骨身に染みることもしばしば。東日本か、それ以北では言うに及ばずです。
ただ、これはきちんとした対策を講じたお風呂場リフォームを経ることで、かなり改善します。

真冬でもお風呂場で寒さを感じないというのは、ストレスのない入浴を楽しめるということ。
QOLを高めることに繋がりますので、現状「お風呂場が冬になると寒くて立ち入るのもつらい」という方には、ぜひ改善していただきたいポイントになっています。

まず初めに、そもそもなぜお風呂場の断熱が必要なのか。
これについていくつか説明をさせていただきましょう。

蛇口からしたたる水が凍ったお風呂場

寒暖差に強いお風呂場にするために

冒頭に書いたように、お風呂場が寒いというだけで、日々の入浴が億劫になってしまうという方は現にいらっしゃいます。
世の中、全員が全員、毎日でもお風呂に浸かりたいという方ばかりではないのです。

かと言って、「今夜は手早くシャワーだけでいいや」と考えても、そもそも浴室が極寒状態では余計にしんどい思いを強いられます。

これは、お風呂場リフォームで早急に改善がする必要があるでしょう。
寒暖差に強いお風呂場にリフォームすることで、真冬でも入浴が億劫にならないという健全なモチベーションを、その家に暮らす全員に享受できるというメリットがありますね。

ヒートショック対策に

もう一つ、お風呂場を断熱しておくメリットとして注目すべき点があります。
それがヒートショック対策のためです。

日本医師会が公開する健康に関するトピックスにおいては、ヒートショックは「急激な温度の変化で身体がダメージを受けること」と紹介されています。
さらに以下のように、冬場の入浴でのヒートショックリスクも説明されているところです。

「浴室とトイレは家の北側にあることが多く、冬場の入浴では、暖かい居間から寒い風呂場へ移動するため、熱を奪われまいとして血管が縮み、血圧が上がります。お湯につかると血管が広がって急に血圧が下がり、血圧が何回も変動することになります。寒いトイレでも似たようなことが起こりえます。血圧の変動は心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中につながりかねません。ヒートショックの予防のため、脱衣所やトイレを暖めましょう」

と、引用したように冬場の入浴には血圧の変動と、それにかかる疾患を及ぼす可能性があるわけですね。
お風呂場は1日の疲れを洗い流すための場所ではありますが、このようにヒートショックのリスクが生じる場所でもあります。

それを防ぐには、お風呂場を断熱リフォームし、血圧の負担を減らすこと。これが大切になるというわけです。

お風呂・浴室の断熱の方法

ではここから、具体的なお風呂場の断熱の手段についてご紹介していきたいと思います。
以下に書いていく方法の中から、お風呂場のリフォームの方向性をまずは模索してみるのもいいかもしれません。

方向性が決まれば、身近な施工業者に委託する際にもスムーズに話が進む可能性もあります。

タイル張りの場合はユニットバスに交換することで寒さ対策に

お風呂場の床や壁がタイル張りになっているケースはしばしばあるものです。
私も若い頃に住んでいた戸建てのお風呂場がこのタイプで、滑りにくいタイルだったのは便利で嬉しかったのですが、冬場になるとやっぱり足先が寒かった記憶があります。
在来工法のお風呂には、この手の傾向が多いかもしれません。

このようなお風呂を断熱仕様にするには、いっそユニットバスにしてしまうのも手。
ユニットバスは床も壁も断熱材を下地に使用しますので、在来工法タイル張りというスタイルに比べると、冬場の冷え込みもかなりマシになります。
副産物として、ユニットバスに交換してしまうことで、設備の管理もお手入れもやりやすくなるというメリットも手に入ります。

断熱材を入れてみよう

お風呂場リフォームは規模の小さなリメイク程度であっても、随分と断熱性能を実感出来るようになります。
壁や床に断熱材を入れるレベルのリフォームをするだけでも、冬場の冷え込みはずっとマシになるでしょう。

湿気とカビに強い断熱材もありますので、そういったものを活用すると、次のお風呂場リフォーム適正時期(10~15年程度と言われています)までは、問題なく維持できるはずです。

もっとも、既にお風呂場がユニットバスという場合には断熱材がもう入っているため、それでも寒いという場合は、さらに以下で紹介するようなリフォームを検討してみてください。

結露が目立つほど断熱性が低い場合、内窓を導入してみよう

断熱性能が高くない家屋とそうでない家屋で見られる冬場の大きな違い。
それは窓の結露の量です。

窓の結露

結露が出来る理由。それは外気で冷やされた窓ガラスが、室内の暖気と触れることで室内窓際の空気までもが冷やされ、飽和水蒸気量も小さくなり、水蒸気が液化して付着するというもの。
つまり、結露が出来てしまう家屋は、断熱性能が低い建物ということが言えるわけですが、これはお風呂場の窓ガラスでも同じことが言えます。

断熱性の低さが視覚的に露見している状態ですので、改善の余地があるということですね。
こういった場合の改善策としては、内窓をつけるという策が有効です。
寒冷地ではそもそも窓が二重になっている家屋も多いのですが、これが室内の暖気を逃がさないためにも、結露防止にも効果を発揮しているので、理屈は同じということになります。

クラシフなら、断熱性バッチリのプロによるリフォームが格安で可能!

暖かいお風呂場

お風呂場の断熱性能は、重視するに越したことがないことを、ここまでの説明でご理解いただけたことと思います。
まさに断熱性は、冬のお風呂場における最優先事項と言えるわけですが、クラシフも当然、この断熱性を担保するお風呂場リフォームを提供しています。

以下に、クラシフが提供する、断熱性を高めるためのリフォーム工法をご紹介していきましょう。

■パネル・ビューティ

在来浴室のタイル壁や天井に。それだけでなくユニットバスの壁面に、標準12種類。最大70種類の色柄から選択できる浴室パネルを直接貼るリフォーム工法。
それがパネル・ビューティです。

工事にかかる日数は基本1日。翌日から入浴可能で抗菌・抗カビ仕様のパネルは当然断熱性能にも優れており、冬場のお風呂場を利用する際の冷え込みを解消いたします。
価格も99,000円~と格安です。
暖かく、カビリスクも下げるリフォーム工法になっています。

■フロア・ビューティ

お風呂場の床を暖かく、そして滑りにくくするために専用のフロアを貼るリフォーム。それがフロア・ビューティになります。
こちらも在来浴室、ユニットバス双方に対応が可能で、費用も93,500円~から。工期もパネル・ビューティと同じく基本的に1日で完了する形となっています。

断熱性にすぐれているだけでなく、防カビ、耐水性、耐熱性、熱伸縮性、耐摩耗性、そして耐薬品性にも高い水準で対応しているのも安心材料です。

また、いずれの工法も工事中の騒音は発生しませんので、集合住宅であっても近所迷惑にならないのもポイント。
簡単、格安で工期も短く、騒音問題も発生しないこれらのリフォーム工法の利用を、ぜひ検討してみてくださいね!

クラシフは都内を中心に、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・群馬県・茨城県・栃木県の関東一円においての浴室リフォームに広く対応しております。
お気軽にご相談くださいませ。

 

【参考】
日本医師会 健康トピックス