ユニットバスとシステムバスの違いと、改装する際の格安費用相場!
ユニットバスというワードは非常に認知度が高いものとなっていますが、一方で似たような言葉にシステムバスがあります。
この2つの名称の違いはどこにあるのでしょうか。
また、今回の記事ではユニットバスの改装を考慮している方も多いはずですが、これについて施工業者に依頼する場合、丁寧な仕上げを格安で実行してもらうための方法についても、ご説明していきたいと思います。
お風呂の改装はそう何度も依頼するような種類の工事ではありませんので、失敗をしたくない。さらになるべく安く仕上げてもらいたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
ユニットバスとシステムバスは、そもそも同じ
まず最初に、ユニットバスとシステムバス。
この違いについての説明をしていきたいと思います。
施工業者のホームページを色々と見ていくと、この2つのワードが混同されて用いられていること。結構あるあるですよね。
人によってはその定義が掴めないうちに表記のゆれがあると、混乱してしまうかもしれません。
ご存じの方も多数いらっしゃいますが、ユニットバスとシステムバスは、実は同じ意味合いを持つ言葉。
言ってみれば浴室をお風呂場と呼んだりする感覚に近いところがあります。
そして、同じ意味合いを持つこのワードですが、最初に呼称されるようになったのは、ユニットバスのほうです。
ではなぜユニットバスをシステムバスと呼ぶようになったかについてですが、元々ユニットバスって、少し前はお風呂とトイレが一体となった工法・スタイルが一般的だった時代があることを覚えていらっしゃるでしょうか。
平成の初期ぐらいまでに建造された集合住宅を見ると、未だにトイレが一体となったユニットバスは多数現存しています。
一方で、トイレが設置されていないお風呂も、ユニットバスと呼ばれるところですよね。
このタイプのユニットバスのことを、いつしかシステムバスと呼ぶ人が出るようになった……というような具合に、今も明確にユニットバスもシステムバスも、しっかりとした定義分けがされているわけではありません。
ユニットバスは形式もさまざま、改装のメリットもさまざま
前述のように、ユニットバスというのはトイレがついているものもあれば、トイレはなく、代わりに追い炊き機能などの別の機能が付帯されたものもある、かなり建物ごとに作りの違いの大きな形態のお風呂場となります。
そんなユニットバスは戸建てに多い在来工法と異なり、一から建築するわけではなく、ある程度工場で組み上がったパーツを用いて完成させる、大量生産可能な部品で構成されるお風呂場。
この大量生産可能というのがポイントで、お風呂場の改装にあたっては実に多くのメリットを得ることが可能となります。
いくつか挙げていきましょう。
浴槽の水漏れなどの対処が迅速
大量生産可能な部品で構築されているということは、それだけパーツ単位の改装と発注の幅もあるということ。
たとえば浴槽の割れや水漏れなどの浴室のトラブルが色々と発生しても、交換や修理などの改装が比較的簡単に完了するというメリットが存在しています。
同じデザイン、サイズの浴槽は多数存在しますし、サイズはそのまま、素材だけ変更するなどの希望に沿う施行も十分可能です。
そもそも施行期間が短く済む
また、戸建てで建造するお風呂場の在来工法と異なり、ある程度組み上がったパーツを持ち込んで行う改装工事ですから、施工の期間も短く済むというメリットもあります。
場合によっては養生から工事までは1日、2日で完了することも不可能ではないので、土日しか在宅できないという方でも、気軽に施工業者の手を借りることができるでしょう。
費用も安く済む傾向にある
お風呂場に限らず、改装工事となるともっとも気になるのはやっぱりお金の問題ですよね。
たとえば集合住宅でお風呂場で水漏れなどの不具合が生じたら、管理会社側がその工事費用を捻出するのは当たり前のことです。
が、もっと快適な入浴を楽しみたいための改装となると、これは借主が費用を出さなければなりません。
そういった場合にユニットバスの改装は、元から組み上がったパーツもあり、施工のノウハウも業者側がしっかり会得していますので、大掛かりな工事になりにくいというメリットが。
つまり工事費用も激安……とまでは行かずとも格安で抑えることは十分可能です。
ユニットバスのよくあるトラブル事例って何がある?
ユニットバス自体は非常に丈夫で長期使用に耐えうる、信頼性の高いお風呂場となっています。
ただし経年劣化はどうしても発生してしまいますし、場合によっては地震などの災害を受けて故障することも考えられます。
ユニットバスが見舞われる、よくあるトラブル事例についても、コチラで簡単に紹介していきましょう。
亀裂や壁の剥がれ
これは特に地震災害などに直面した被災地によく見られる事例ですが、ユニットバス自体が揺れに見舞われることで、お風呂場の壁にひび割れやタイルの剥がれなどが生じることがあります。
こういう場合、個人での修復はなかなか難しいですし、浴室自体が深刻なダメージを受けている可能性も考えられます。
また、経年劣化でひび割れが観られた場合もやはり対処は難しいところですので、安全な入浴を継続するために施工業者に実際に見てもらうことを強くオススメします。
浴槽の破損
木製、大理石、FRP、ステンレス、ホーロー。浴槽には素材も色々あり、それぞれある程度の衝撃には耐えられる作りにはなっています。
ただしそれでも傷や割れに見舞われる可能性はゼロではありません。
特に浴槽が割れると水漏れが発生し、お風呂場がただのシャワールームとなってしまいます。
こうなればQOLも著しく低下していきますので、浴槽の破損はただちに業者を頼ることにしましょう。
また、次項において株式会社クラシフの手掛ける、格安の改装メニューを詳しく紹介していきますので、そちらもチェックしてみてください。
お風呂場全体にカビが発生する
昨今のユニットバス内は日本の高温多湿な環境でもカビが発生しにくくはなっていますが、それでも夏場の換気が不十分な場合はカビの発生リスクも高まってしまいます。
一度根強く発生してしまうとなかなか清掃も手間がかかるものですので、こういう場合も施工業者を頼ってリフォームしてしまう方がいいですね。
このように、ユニットバスも様々な要因から改装も考慮しなければならないレベルのトラブルを抱えてしまうことは、十分にあり得ることとなっています。
クラシフの浴室リフォームなら、当然ユニットバスの改装も格安
関東一円でのお風呂場の改装を引き受ける株式会社クラシフでも、ユニットバスの補修・改装は各種承っているところです。
施行場所が壁の場合、下地素材が塩ビ鋼板なら巾木(パネル)貼りが33,000円~。
解体・補強・巾木貼りのセットで49,500~77,000円。
浴槽の改装も格安で引き受けています。
FRP浴槽割れで水漏れなどが生じた際にはライニングと呼ばれるコーティング作業が38,500円~77,000円。
ホーロー浴槽が腐食した際にはパテでの補修が27,500円~55,000円となっています。
金額は標準価格となり、すべて税込。
正式なお見積書は現地での調査後に提出という形となります。
他社と比較しても格安の料金設定となっていますので、ぜひクラシフをご用命ください。